トランプ・日銀で往って来い!でドル円は大きく下落!来週のFX相場予想(2025年1月20日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:153.0 ー 158.0円

 

週間では「大きく下落」と予想します。
根拠としては4つ。

 

1つ目は、トランプ大統領就任では往って来いと予想。

20日(月)にトランプ新大統領の就任式があります。
就任直後から100本もの大統領令に署名すると表明していますが、やはり注目は不透明極まりない関税政策ではないでしょうか。
輸入品には一律10-20%、メキシコやカナダには25%、中国には更に10%の追加関税を課すといったことをトランプ新大統領は表明しています。
しかしながら、関税による増税を目的とするならば、いきなり関税を課すというやり方もアリだと思いますが、結局は交渉を有利に進めるためのブラフとして使っているような気がします。
さすがにトランプ新大統領も関税を賦課すれば物価が上がることくらいは理解しているでしょうから、物価高で選挙に敗北した現民主党政権を目の当たりにしていますので、同じ轍は踏まないでしょう。
まずは原油や天然ガスに関する規制を緩和をして価格を押し下げ、インフレ率低下を優先させるのではないでしょうかね。

よって、就任式までは従来の流れを引き継ぎ、市場はドル買いに動きそうですが、関税によるインフレを織り込んでいる分、具体的な関税政策を示さなかったことによりドルは徐々に売られていくと予想します。

 

2つ目は、日銀金融政策決定会合では利上げと予想。(ドル安円高要因 下降

24日(金)に日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。
今回は展望リポートも公表されますが、物価の見通しが上方修正されるといった報道や、植田総裁や氷見野副総裁の次回会合で利上げを議論するといった発言、政策委員の過半が追加利上げを支持する見通しであることが報じられ、市場では0.25%ptの利上げが予想されています。

よって、利上げは既に織り込まれているものの、ドル円は高値圏で推移しており、トランプ新大統領の就任式以降のモメンタムにより、日銀の利上げでドル円は大きく下落すると予想します。

 

3つ目は、米国経済指標は全体的に悪化と予想。(ドル安円高要因 下降

来週発表される米国経済指標は、1月分で製造業・サービス業PMI(購買管理者景気指数)速報値 、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、12月分では景気先行指数、中古住宅販売戸数、週次の新規失業保険申請件数などが予定されています。

まずは、製造業・サービス業PMIですが、12月分の製造業PMIは前月を下回ったものの市場予想を上振れており、サービス業は逆に前月を上回ったものの市場予想を下振れています。
今週発表のあった12月分の鉱工業生産ではボーイングのスト終結を受けての回復が指数を押し上げており、特需の影響も弱まってきている感じですので、1月の製造業は低調な感じがします。
サービス業も12月FOMC以降に一段と上昇した市場の金利や下落基調だった株価、寒波の影響などで弱めに出る気がします。

ミシガン大学消費者信頼感指数は速報値では市場予想を下振れており、景気先行指数、中古住宅販売戸数は11月分では市場予想を上振れましたが、12月は悪化しているのではないでしょうかね。

新規失業保険申請件数は前週分では市場予想を上振れており、雇用統計詳細の記事でも書きましたが、12月に雇用増となったパートタイムのレイオフが1月以降進むのではないでしょうかね。

 

よって、米国経済指標は全体的に悪化していると思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。

 

4つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通りボリンジャーバンドのミッドバンドを下抜けし、155円台半ばに位置する-2σをややオーバーシュートして下落したところで、この-2σや155.0円の大台がサポートとなって大きく反発しました。
今週は157円台前半に位置するミッドバンドがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、再び155円割れを試しに行き、最終的には152.75円付近にある200日線や一目均衡表の雲上限を目指す流れになると予想します。

他方、週足でも先週指摘した通り156.07円に位置する一目均衡表の雲上限の攻防となり、一時的には雲の中に突っ込みましたが、終値では雲の上部へと押し戻されています。
引き続き雲の攻防となり、最終的には日足同様にMACDなどのデッドクロス形成に向けてドル円は売られ、大きく下落していくと予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

あとがき

今週注目の12月分米国CPI(消費者物価指数)が発表されましたが、コア指数で市場予想を下振れる弱い結果となりました。
小売売上高も下振れてましたし、新規失業保険申請件数も悪化してましたね。
一方で住宅ローン申請件数が年末年始のブレも影響しているのかローン金利の上昇にもかかわらず大きく上昇しており、少し驚きましたが、ちょっと経過観察が必要そうです。

さて、来週はいよいよ大統領就任式で第二次トランプ政権の始まりです。
大統領選前後からここまで市場は関税やら減税やらを大いに織り込んできましたが、その目論見通りに事が進むのか注目ですね。

 

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
トランプ・日銀で往って来い!でドル円は大きく下落!来週のFX相場予想(2025年1月20日~)

Posted by ペッパー