9月FOMCは0.5%pt利下げ、FRBの拙攻を市場が救う
18日(水)に9月FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が公表され、米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)は現行の5.25-5.50%の政策金利を0.50%pt引き下げ、4.75-5.00%にすることを決定しました。
先手を打った日銀植田総裁、後手に回る選択を自らしたFRBパウエル議長、今後の物価・経済の行方は?
先週、日米の金融政策を決める会合がありました。
まずは米国側の7月26日(水)にあった7月FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表とパウエルFRB議長の会見を取り上げたいと思います。
2月の会見でパウエルFRB議長 ...
データ次第の6月FOMCでサプライズはあるのか?そのデータを予測・検証!
夏休みの宿題のごとく、期限ギリギリにならないと行動を起こせず、未だ合意に至らない米国の債務上限問題ですが、6月に償還期限を迎える短期のものを筆頭にFOMCメンバーのタカ派発言もあって米国債は大いに売られ、利回りは大幅に上昇しています。 ...
予想通り好調な4月分米国経済指標。5月FOMCでの利上げは確実。問題は6月!
昨日17日(月)には、「ニューヨーク連銀製造業景気指数」と「NAHB住宅市場指数」の結果が発表され、ともに市場予想を上振れる好結果となりました。
これで先週末14日(金)発表の「ミシガン大学消費者信頼感指数」から4月分の米国経 ...
案の定やらかしてしまったパウエルFRB議長 利上げでも金融引き締まらず
今週22日(水)に注目のFOMCが開催され、政策金利や経済予測の概要(SEP)が発表されました。
政策金利は、予想通り市場で織り込まれていた0.25%の利上げが実施され、4.75-5.00%へと引き上げられました。
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