来週のFX外国為替相場予想(2023年6月5日~ ドル円)材料難でレンジ相場

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、先週筆者が注視と指摘していたFOMCでの投票権を持つジェファーソンFRB理事やフィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁の発言でしたが、共に利上げ見送りを示唆するハト派発言を行い、先週まで利上げを織り込んで上昇していた相場が一転、週初から4日続落となりました。

そして予想通り、1日(木)のISM製造業購買担当者景気指数が悪化したのを受けて、ドル円は週間での安値138.4円を付けることとなりました。

一方、翌日2日(金)の米国雇用統計では、失業率や平均時給では悪化したのに対し、非農業部門雇用者数が+33.9万人と市場予想よりも大幅に上振れしたのをキッカケにドル円も大きく上昇しました。
タカ派には強く感じ、ハト派には弱く感じる、どちらとも言えないマチマチの結果でしたね。

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):138.5円 ー 141.0円

来週のドル円は週間で「ほぼ横ばい」と予想します。
根拠としては3つ。

 

1つ目は、ISM非製造業指数が好調と予想(ドル高円安要因)
週初5日(月)に、ISM非製造業指数が発表されます。
製造業の指数は先週発表があり、やや悪化していましたが、非製造業は好調さを維持していると思われます。
来週は重要指標があまりなく、ブラックアウト期間に突入したためFOMCメンバーの発言機会もなく、注目度はそれなりに大きいと思われます。
市場予想を上振れ、ドル円も大きく上昇すると予想します。

 

2つ目は、6月FOMCでの金利据え置き予想が大幅に上昇(ドル安円高要因)
上述の通り、米国雇用統計の結果を受けてドル円は大きく上昇したのですが、「CMEのFedWatch ツール」を見ますと、金利据え置きの織り込み度が約75%となっています。
経済指標の発表を受けて、多少修正されていくと思われますが、据え置きを予想している以上、米国債の利回りも上昇しにくく、ドル円の上値も重くなると予想します。

 

3つ目は、テクニカル分析ではやや下落すると予想(ドル安円高要因)
ドル円日足チャートを見ますと、MACDなどでデッドクロスを示現し、下げ基調となっていきそうな感じではありましたが、2日(金)に大きく上昇したことにより、ボリンジャーバンドのミッドバンドで反発したような形となっています。
来週も材料難から、このミッドバンドがサポートとして働き、上値余地もあまりないことから小幅に推移すると予想します。

一方、週足では先週指摘した通り、下りのターンへ入っていくと思われます。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

6月のFOMCでは、「利上げ」か「利上げ停止」の二択と思われていましたが、第三の選択肢として「一時停止」なるものが台頭してきました。
つまり、6月では利上げせずに様子見をして、7月にもう1度「利上げ」か「利上げ停止」の判断をするというものです。
そして市場もそれを織り込み、7月FOMCでは「利上げ」を予想しています。

ただ、7月発表の6月分米国CPIの前年同月比は3.1%前後まで急落すると思われます。(コアは5.1%前後)
そうなってくると、むしろ利上げしにくくなるのではないかなと思ってしまいますが…。(8月発表の7月分は逆に大きくリバウンドしてしまうんですけどね)

さて、いよいよ6月FOMCまであと10日です。
夏祭りとなりそうですね(笑)

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
来週のFX外国為替相場予想(2023年6月5日~ ドル円)材料難でレンジ相場

 

Posted by ペッパー