来週のFX外国為替相場予想(2023年7月24日~ ドル円)FOMC、日銀会合などで大きく上昇

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、好悪入り交じる米国指標により、週前半はやや売り優勢で138円割れまで下押しする場面もありましたが、後半は失業保険申請件数の減少や植田日銀総裁のYCC(イールド・カーブ・コントロール)変更なしを示唆する発言等があり、142円まであと僅かというところまで急騰しました。
やはり、ドル円は予想通り下値ではサポートされ、上りのターンへと移り、結局テクニカル通り上昇する流れとなりました。

日銀金融政策決定会合に向けて、いつもながらの「勝手に期待・勝手に失望」でV字反発といった趣旨の記事を来週書こうと思っていましたが、既に結果が出てしまいましたね。
来週仕込もうと思ってた人は、儲け損なってしまったことでしょう。

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):141.5円 ー 144.0円

来週のドル円は週間で「大きく上昇」すると予想します。
根拠としては4つ。

 

1つ目は、7月FOMCで市場予想通り利上げ、そして更なる利上げを示唆すると予想。(ドル高円安要因)

来週は、重要指標・イベントが数多く予定されていますが、とりわけ日米欧の金融政策を決める会合が注目されます。

まずは、26日(水)の米国FOMCですが、0.25ポイントの利上げはほぼ100%織り込まれており、注目は次回以降に追加利上げがあるのかどうかということになります。
前回6月のFOMCでは、18人中12人のメンバー(ブラードセントルイス連銀総裁は辞任)が、今年2023年末までに2回以上の利上げを予想しているため、声明文やパウエルFRB議長の会見で追加利上げを臭わすタカ派発言が出ると思われ、現在追加利上げを30%程度しか織り込んでいない市場は修正を迫られ、ドル円は急上昇すると予想します。

次に日本の日銀金融政策決定会合ですが、こちらは政策の変更なし・現状の緩和継続ということで、今週この件を織り込む形で既にドル円は急騰しましたが、日本国債10年物の利回りを見てみますと4.2%程度とそれほど低下していないため、まだYCC変更を期待している投機筋はいるのかなという感じがします。
したがって、現状維持であっても日本円は売られ、ドル円はそれなりに上昇すると予想します。

欧州ECBは、ドル円への影響は限定的と思われ割愛します。

 

2つ目は、米国GDPなど上振れると予想(ドル高円安要因)

27日(木)には、 米国GDP(国内総生産)第2四半期(Q2)の発表があります。
GDPNowを見てみますと、推定値は2.4%となっており、市場予想の1.8%よりも高めの数値が算出されています。

その他、消費者信頼感指数もインフレの鈍化を受けて好結果が期待でき、住宅関連は今一つという感じでしょうが、景況感を表す指標は概ね良好と予想し、ドル円も上昇しやすいと予想します。

 

3つ目は、米国PCEは市場予想をやや下振れると予想。(ドル安円高要因)

28日(金)は、6月分の米国PCE(個人消費支出)価格指数が発表されます。
毎月恒例ですが、Inflation Nowcastingを見てみますと、6月分の米国PCEの予測値は、総合PCEの前月比で市場予想よりも低い数値となっています。
米国CPIも総合で前月比0.2%(正確には0.18%)と市場予想を下振れており、PCEも同様に下振れる可能性があると思われ、結果発表後ドル円は急落すると予想します。
しかしながら、FOMC、日銀金融政策決定会合を経て、ドル円は上昇へのモメンタムが既に形成されていると思われ、下値では押し目買いが入り、下押しは限定的になるのではないでしょうか。

一方、市場予想通り、総合PCEが前月比で0.3%となった場合、筆者の予測値では前年同月比で3.1%と市場予想を上振れることになり、ドル円は急上昇する可能性があります。

 

  総合PCE (%) コアPCE (%)
前月比 前年同月比 前月比 前年同月比
市場予想 0.3 3.0 0.2 4.2
Inflation Nowcasting 0.18 下降 3.01  0.21  4.19
筆者予想 0.2 3.04 0.2 4.17
0.3 3.14 上昇 0.3 4.27 上昇

 

4つ目は、テクニカル分析では大きく上昇すると予想(ドル高円安要因)

ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通り、やはり下値ではサポートが強く、上りのターンに向けて反発、上昇してきました。
ちょうど、ボリンジャーバンドのミッドバンドで頭を抑えられている状況ですが、MACDなどのゴールデンクロスとともにこのレジスタンス(上値抵抗線)や142.0円のキリ番を大きく抜けてくると思われます。
そして、ボリンジャーバンドの+2σに向かって8月中旬頃までは上りのターンが続くと予想します。

他方、週足も先週述べた通り、一目均衡表の雲やボリンジャーバンドのミッドバンドが強いサポートとなって反発しており、直近高値145.06円を目指す流れになるのではないでしょうか。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

今週は盛りだくさんですが、パウエルFRB議長の会見に要注目ですね。
いつもながら、ハト派発言をして、やらかしてしまいそうな気もしますが(笑)
植田日銀総裁の会見も負けず劣らずで注目度は高いですね。
口先介入も増えてくることでしょう。
ボラティリティに注意です!

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
来週のFX外国為替相場予想(2023年7月24日~ ドル円)FOMC、日銀会合などで大きく上昇

 

Posted by ペッパー