米国GDPの好結果によりドル円は151円へ!来週のFX外国為替相場予想(2023年10月23日~)
今週のドル円相場は、17日(火)に発表された米国の小売売上高など経済指標が概ね好結果だったことや、19日(木)のパウエルFRB議長の講演後の質疑応答で「金利の高さ、期間が十分でない可能性がある」などとややタカ派寄りの発言をしたことで、ドル円は週間を通して堅調に推移し、ジリ高の展開が続きました。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):149.0 ー 151.0円
来週のドル円は週間で「やや上昇」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国PCEは市場予想とほぼ一致と予想。
週末27日(金)に、9月分の米国PCE(個人消費支出)価格指数が発表されます。
毎月恒例ですが、Inflation Nowcastingを見てみますと、米国PCEの予測値は市場予想とほぼ一致しています。
ただ、総合PCEが小数第二位の四捨五入の関係でどうなるかという感じですが、若干上振れる可能性もありそうです。
また、筆者が独自に計算した「前月比に応じた前年同月比の予測値」も、総合PCEで前月比0.4%が出るようですと前年同月比は3.51%となり、やはり市場予想を上振れそうです。
したがって、総合PCEで上振れる可能性はあるものの、恐らく市場予想通りの結果となり、ドル円の値動きは限定的になると予想します。
| 総合PCE (%) | コアPCE (%) | |||
|---|---|---|---|---|
| 前月比 | 前年同月比 | 前月比 | 前年同月比 | |
| 市場予想 | 0.3 | 3.4 | 0.3 | 3.7 |
| Inflation Nowcasting | 0.35 |
3.46 |
0.29 | 3.70 |
| 筆者予想 | 0.3 | 3.41 | 0.3 | 3.71 |
| 0.4 | 3.51 | – | – | |
2つ目は、米国GDP速報値は市場予想を上振れると予想。(ドル高円安要因
)
26日(木)に、米国GDP速報値(第3四半期)が発表されます。
GDPNowを見てみますと、予測値は5.4%と、市場予想の4.1%を大きく上回っています。
したがって、指標の結果も市場予想を上振れると思われ、ドル円は急上昇すると予想します。
3つ目は、テクニカル分析では上昇と予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、150円のキリ番や150.2円付近にあるボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、大台を前に足踏み状態が続いています。
今週にもMACDなどでゴールデンクロスとなり大きく上昇すると予想していましたが、1週間遅れで来週この事象が起きると予想します。
他方、週足でも上りのターンが続いている感じですが、先週指摘した通りRSIは買われ過ぎの70を超えてきており、大きく上げた後は調整売りが入ってもおかしくないと思われます。
ただ、ボリンジャーバンドの+2σに至っては昨年の高値151.9円も超えてきそうで、そこまでは主だったレジスタンスがないのが現状です。
やはり昨年の高値近辺まで上がらないと、通常のフローの中で下りのターンへ入っていくのは少し難しいかもしれません。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
日本政府・日銀の介入を警戒してか、或いは期待してか、ドル円は150円の大台手前では売り注文が入り小休止状態となっています。
ただ上述の通り、やはり来週は150円を突破してくると思われ、日本当局の為替介入の有無が焦点になりそうです。
為替介入があるとすれば、ショート(売り)ポジションが溜まった状態ですと、介入しても下値で利益確定の買い注文が入ってしまい効果が薄いので、大量のストップ買いを誘発した後でしょうね。
つまり、150円を少々超えたくらいでは介入はないと思われます。
また、米国債の利回りも上昇しており、そのような中で介入資金を調達するための米国債売りをできることならしたくないと思っているのではないでしょうか!?
とどのつまり、口先介入はかなり強まり、「下がれ~下がれ~」とお祈り状態だと思われますが、実弾投入はまだもう少し上でという気がします。
その他にも、製造業・サービス業PMI(購買部協会景気指数)や、住宅関連指標、米国債入札なども要注目です。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】