来週のFX外国為替相場予想(2023年7月17日~ ドル円)米企業決算好調でリスクオンとなり上昇
今週のドル円相場は、注目の米国CPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)などが市場予想よりも下振れたこともあり、インフレ収束への期待感が大きく膨らみ、米国債利回りとともに急落する一週間となりました。
筆者の予想も米国CPIが上振れることを前提に予想していたため、大きく外れることになってしまいましたが、やはり集中しているテクニカル的な下値支持線による下値でのサポートは強く、週末14日(金)では安値の137.2円から2円弱反発することになりました。
また、この日発表のあったミシガン大学消費者信頼感指数の結果も良好であったため、金利先物市場では今年の利上げ予想回数を「2回」へと上方修正してきています。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):138.0円 ー 140.5円
来週のドル円は週間で「上昇」すると予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国経済指標はマチマチと予想。
来週注目される米国の経済指標は、18日(火)に発表される6月分の米国小売売上高になるでしょう。
市場予想は前月比で、総合では5月の0.3%→0.5%、コアでも5月の0.1%→0.3%へ上昇予想となっています。
個人消費は今年ここまで底堅く推移していましたが、更にここ数か月の物価の落ち着きで消費者マインドも改善しており、市場予想通り好調な結果が出ると予想します。
その反面、6~7月は市場の金利は高止まりしていたため、引き続き企業の設備投資や消費者のローン需要などは悪化していると思われ、来週発表のある住宅関連や製造業景気指数などは下振れる可能性があります。
したがって、来週の米国経済指標の発表では、一喜一憂する展開になると予想します。
2つ目は、米国企業の決算は好調と予想。(ドル高円安要因)
今週から米国企業の決算発表が本格的に始まってきました。
シティグループは今ひとつという感じでしたが、JPモルガンやウェルズ・ファーゴなど金融は好調で、ユナイテッドヘルスやデルタ航空、ペプシコなど主だったところも概ね好結果でした。
来週もモルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカ、テスラやネットフリックスなど主要企業の決算発表が予定されており、今週に引き続き全体的に良好な結果が出ると思われます。
米国株価が年初来高値を更新し続け、史上最高値を目指そうかという勢いですから、米国債は売られて利回りは上昇し、リスクオンのドル高円安が進みやすいと予想します。
3つ目は、テクニカル分析では反発すると予想。(ドル高円安要因)
ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通りMACDなどでデッドクロスを示現し、下りのターンへと入ってきています。
結局、ボリンジャーバンドの-2σのラインまで到達し、さらにオーバーシュートして下落、一目均衡表の雲に突っ込み、200日線手前でようやく下げ止まったという形です。
RSIを見ますと、売られ過ぎのレベルまでは到達しておらず、もう少し下値アタックする余地もありそうですが、やはり下値ではサポートも強く底堅いと思われ、やがて反発し今度は上りのターンに向けて上昇してくると思われます。
一方、週足も先週述べた通り、MACDなどでデッドクロスを示現し、下りのターンへ入っていくと思われますが、こちらも一目均衡表の雲やボリンジャーバンドのミッドバンドが137円辺りに位置しているため、強いサポートになると思われます。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
翌週には、FOMCと日銀政策決定会合が控えています。
米国ではブラックアウト期間に入っており、FOMCメンバーの金融政策に関する発言機会はなくなります。
7月は利上げがほぼ確実視されており、次回9月以降どうなるのか?思惑で動く一週間となりそうですね。
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】
