トランプ演説で米国売り再来もイラン情勢でドル円は小動き!来週のFX相場予想(2026年2月23日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:153.5 ー 155.5円

 

週間では「やや下落」と予想します。

根拠としては2つ。

 

1つ目は、米国経済指標はやや悪化と予想。(ドル安円高要因 下降

来週発表予定の米国経済指標は、2月分では消費者信頼感指数、1月分ではPPI(生産者物価指数)、12月分では製造業新規受注、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、週次ではADP雇用者数変化、新規失業保険申請件数などがあります。
その他、FOMCメンバーによる講演など多くの発言機会もあります。

まずは2月分消費者信頼感指数ですが、市場予想は87.6(前月:84.5)と上昇する見込みとなっています。
先行指標となる2月分ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は、期待インフレ率が3.4%(前月:4.0%)と大きく低下しましたが、56.6(前月:56.4)と極僅かな上昇に留まっています。
当指標の結果も市場予想ほど上昇しないのではないでしょうか。

1月分PPIは、前月比で総合PPIが0.3%(前月:0.5%)、コアPPIが0.3%(前月:0.7%)と低下する見込みとなっています。
同様の物価指標である1月分CPIは、総合CPIが0.2%(市場予想:0.3%、前月:0.3%)、コアPPIが0.3%(市場予想:0.3%、前月:0.2%)と総合CPIで市場予想を下振れていました。
当指標の結果もやや弱そうな感じはしますが、PPIの方が関税の影響をより受けやすいため、概ね予想通りとなるような気がします。

12月分S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、前年同月比で市場予想が1.3%(前月:1.4%)と低下する見込みとなっています。
先行指標となる12月分Zillow住宅価格指数は、0.13%(前月:0.11%)と極僅かですが上昇していました。
当指標の結果も前月並みで上振れそうな感じがします。

週次の雇用関連指標は、慢性的な雇用不足となっている医療・福祉部門が受け皿となって底堅く推移していますが、緩やかに悪化してきている感じがします。

よって、米国経済指標はマチマチながらもやや悪化していると思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。

 

 

2つ目は、テクニカル分析ではやや下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円は先週の安値152.26円や152.5円のキリ番がサポートとなって反発し、ボリンジャーバンドのミッドバンドを上抜け、MACDなどでもゴールデンクロスを形成し、週末金曜には155.63円まで上昇しました。
ただ、155円台では上値は重く、最終的にはやや上髭のほぼ十字で終わる155.02円でクローズしました。
来週も156.12円に位置する一目均衡表の雲下限や157円台に低下してきたボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、引き続き上値は重い展開になると予想します。

他方で、週足でも引き続き151.5円付近に位置するボリンジャーバンドの-2σや149.22円に位置する一目均衡表の雲上限を目指す流れになると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

【ドル円日足チャート未来予想図】 
トランプ演説で米国売り再来もイラン情勢でドル円は小動き!来週のFX相場予想(2026年2月23日~)

 

あとがき

今週は第4四半期米国GDPに注目が集まりましたが、結果は僅か1.4%と低迷しました。
これは米連邦政府機関の一部閉鎖の影響を受けており、3.7%の物価指数も同様で、参考程度に見ておいた方が良いかなという気がします。

さて、来週は20日(火)にトランプ大統領の一般教書演説があります。
最高裁がトランプ関税の違憲判決を下した直後ですので、恐らく関税に関する話が多くなると思います。
15%一律関税の代替案や司法への過激な口撃、その他イランへの軍事攻撃示唆やグリーンランド問題などにも言及すると予想され、金融市場は2025年4月2日に高率の相互関税を発表した「解放の日(Liberation Day)」と同じような米国売り(株安・債券安・ドル安)になるのではないでしょうかね。

他方で、関税に加えてイラン情勢悪化への懸念から原油も高騰しており、インフレを警戒する動きも強くなると思われ、この悪い金利上昇によるスタグフレーション的な相場でドルは買われるのかという点も注意して見ておく必要がありそうですね。

その他、エヌビディアの決算や、日本側では東京CPIの経済指標も要注目となりそうです。

 

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

Posted by ペッパー