日銀金融政策決定会合とFOMCでドル円は上昇!来週のFX外国為替相場予想(2024年3月18日~)
今週のドル円相場もほぼ予想通り大きく上昇する展開でしたね。
先週指摘した通り、米国CPI(消費者物価指数)はやはり市場予想を上振れる強さを示し、小売売上高は市場予想をやや下回りましたが、2月の企業部門の指標が悪化傾向だったのに対し個人消費は底堅かったですね。
PPI(生産者物価指数)や新規失業保険申請件数も好結果でした。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):148.0 ー 151.0円
来週のドル円は週間で「大きく上昇」と予想します。
根拠としては4つ。
1つ目は、日銀マイナス金利解除も金融緩和は継続すると予想。(ドル高円安要因
)
19日(火)に 日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。
事前の報道で、現状の政策金利-0.1%から0%へとマイナス金利を解除する見通しであることが伝えられており、恐らくその通りになると思われます。
焦点はマイナス金利解除後の金融政策ということになりそうです。
欧米の一部のヘッジファンドなどでは日本国債の金利上昇に賭けるショート(売り)ポジションをとる動きもあるようですが、植田日銀総裁は次々と金利を引き上げることはせずに当面緩和状態を維持することを示唆しており、今会合でもそのような政策が発表されると思われます。
したがって、ドル円は日本国債の利回りとは逆相関となり、会合まではやや円高の流れとなって下落し、会合後の植田総裁の会見以降は円安となって上昇する、いつもながらのV字になると予想します。
2つ目は、FOMCメンバーの経済見通し(SEP)はややタカ派寄りに修正されると予想。(ドル高円安要因
)
日銀会合翌日の20日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表があります。
今回も現状の金融政策を維持し、変更はないと思われます。
注目は声明文やFOMCメンバーによる経済見通し(SEP)、そして会合後のパウエルFRB議長の会見ということになりそうです。
昨年12月のFOMCでは今年の利下げ幅の予想を0.75ポイント(0.25ポイント3回分)とドットプロット(ドットチャート)で示し、PCE(個人消費支出)価格指数の予想は、総合・コアともに2.4%でした。
今週発表のあった米国CPIやPPIの強い結果を受けて、SEPをややタカ派寄りに修正してくると予想します。
問題はパウエル議長の会見でしょうかね。
SEPを踏襲してややタカ派寄りの発言をするのか、いつもながらハト派寄りと取られる発言をしてしまうのか!?(笑)
3つ目は、米国経済指標はやや軟化すると予想。(ドル安円高要因
)
来週は日米の金融政策決定会合以外にも、米国では2月分の住宅着工件数、中古住宅販売戸数など、3月分では製造業・サービス業PMI(購買管理者景気指数)、フィラデルフィア連銀製造業景気指数など多くの指標の発表が予定されております。
2月は市場の金利も高水準で推移していたので住宅関連の指標は悪いと考えられ、また3月の速報段階ではニューヨーク連銀製造業景気指数の結果が悪かったように、やはり企業部門の景況感は全体的に芳しくないと思われます。
来週はFOMCがあり、他の指標ではあまり動意付かないと思われますが、全体的にややドル安に振れると予想します。
4つ目は、テクニカル分析では上昇と予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通り、146円台前半に位置する200日線や一目均衡表の上限、そしてボリンジャーバンドの-2σがサポートとなって、今度は逆にボリンジャーバンドのミッドバンドに向けて反発しています。
来週はこのミッドバンドの攻防となり、上抜けて大きく上昇する展開になると予想します。
他方、週足では153.2円付近にあるボリンジャーバンドの+2σを目指す流れが継続すると予想しますが、もう少し150円前後で停滞し、以前から指摘している通り5月中旬頃にアタックするものと予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
さて、来週は注目の日米の金融政策決定会合が開かれます。
筆者の予想通りとなればドル円の未来予想図も当たりそうですが、外れると全く違うチャートになるので注意して下さい。(笑)
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】