米国雇用統計など堅調な米国指標で大幅反発!来週のFX外国為替相場予想(2023年12月4日~)
今週のドル円相場は、FOMCメンバーによる発言で大きく動意付く展開となり、特にトップバッターで登場したウォラーFRB理事が利下げに言及するハト派発言を行ったことでドル円は大きく下落する流れとなりました。
その後、ボウマンFRB理事やデーリー・サンフランシスコ連銀総裁がタカ派発言を行ったものの、 週末12月1日(金)に大トリで登場したパウエルFRB議長の「our policy rate well into restrictive territory.(政策金利は抑制的な領域に深く入った)」との発言から市場はこれをハト派発言と読み取り、米国債は大いに買われ、ドル円が連動する10年物米国債利回りは4.197%まで下落し、ドル円も2日前に付けた安値を0.01円更新する146.65円まで下落し、ほぼ安値引けとなりました。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):145.5 ー 148.0円
来週のドル円は週間で「上昇」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国雇用統計は堅調と予想。(ドル高円安要因
)
8日(金)に、11月分の米国雇用統計が発表されます。
先月は非農業部門雇用者数、失業率、平均時給(前月比)の3部門で市場予想よりも悪化する結果となりましたが、やはり自動車産業でのストの影響が色濃く出たと思われます。
今回は市場予想も前回からの改善傾向を予想しており、週間で発表される新規失業保険申請件数も22万件程度の低水準で推移していることから、恐らく市場予想付近の結果は出るのではないかと思われます。
よって、市場はかなり利下げを織り込んできているため、堅調な結果に修正を余儀なくされ、結果発表時ドル円は上昇すると予想します。
その他にも、新規失業保険申請件数、ADP非農業部門雇用者数、JOLTS求人などの雇用指標の発表も予定されており、動意付くケースが多くなってきていますので要注意となりそうです。
2つ目は、ISM非製造業景気指数は市場予想を上振れると予想。(ドル高円安要因
)
6日(水)に、11月分のISM非製造業景気指数が発表されます。
市場予想は先月の51.8→52.0への改善となっています。
先行指標であるサービス業PMI(購買管理者景気指数)速報値が市場予想を上振れていたこともあり、ISM非製造業景気指数も上振れると予想します。
15分前にPMIの確報値が発表されますので要チェックとなります。
その他の米国経済指標では、8日(金)の雇用統計の後に、こちらも最近動意付くミシガン大学消費者信頼感指数が早くも12月分の速報値が発表されます。
今週発表のあった11月分の消費者信頼感指数では市場予想を上回っており、物価、及び金利の低下に伴って、やはり消費者マインドは改善してるのではないかと予想します。
3つ目は、テクニカル分析では下落後に大幅反発と予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、147.6円にある一目均衡表の雲下限を下抜けて、146.6円付近にあるボリンジャーバンドの-2σでサポートされている形となっています。
即雲の中へ押し戻す流れになりそうな気もしますが、今週末は大きな下髭を付けるほどの反発もなかったことからもう少し深掘りすると予想します。
また、RSIもまだ「36」ほどで、売られ過ぎの水準である「30」までもう少し下値余地はありそうです。
ただ、ボリンジャーバンドの-2σを大きくオーバーシュートして売られた際には、大幅に反発すると予想します。
他方、週足では先週指摘した通り、MACDなどでデッドクロスを形成し、147.5円付近にあるボリンジャーバンドのミッドバンドの攻防となっており、やはりこのラインを抜けて、-2σへ向かって下降していくと予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
3週間前には、「タカ派側へ前のめりになりすぎている」ということを指摘していましたが、今度は「ハト派側へ前のめりになりすぎている」という気がします(笑)
あくまでもデータ次第なので、そのデータも市場が期待しているほどの数値は出ないと予想します。
パウエルFRB議長は今回もやらかしてしまって、市場の金利が大幅に下がり、10月の頃と比べて非常に緩和的になってしまいました。
市場では3月の利下げ織り込み度が63.4%となって過半数を大きく超えてきています。
もちろん、あまのじゃく筆者の予想は「利上げ」です(笑)
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】