FOMC議事録、日銀主な意見公表でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年12月29日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:154.0 ー 157.0円

 

週間では「下落」と予想します。
根拠としては2つ。

 

1つ目は、米国経済指標は全体的に悪化と予想。(ドル安円高要因 下降

来週発表予定の米国経済指標は、12月分ではS&P製造業PMI(購買管理者景気指数)確報値、11月分では中古住宅販売成約指数、建設支出、10月分ではS&P/ケース・シラー住宅価格指数、週次では新規失業保険申請件数、その他にFOMC議事録などがあります。

まずはFOMC議事録ですが、12月FOMCでは利下げを決定し、メンバーによる政策金利を予想したドットプロットに於いては来年の利下げ回数が1回になることを示唆していました。
内訳は1回を予想した中立組を除きますと、1回未満のタカ派は7人、2回以上のハト派は8人とほぼ半々となっており、議事録の中でも意見が真っ二つに分かれていると予想されます。
しかしながら、SEP(経済見通し)に於いてはPCEデフレーターの見通しは下方修正されており、パウエル議長の会見でも触れていたように物価よりも雇用の下振れリスクを警戒する声の方が大きかったのではという気がします。
よって、FOMC議事録公表時ドル円は下落すると予想します。

製造業PMIは、速報値では市場予想の52.0を僅かに下振れて51.8でした。
12月分ではニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀の製造業景気指数がマイナス圏へ大きく下振れていましたので、下方修正されるような気がします。

中古住宅販売成約指数は、住宅ローン金利がなかなか下がらない状況が続いており、中古住宅販売戸数も市場予想を僅かですが下振れ、ほとんど伸びていないことから低調な結果になるのではないでしょうか。
住宅価格指数も先行指標となるZillow住宅価格指数を見ますと、10月分ではまだ下落傾向を示している感じです。
ただ、次回11月分からはやや上昇に転じそうです。

週次の雇用関連指標は、インディードの求人数を見ますと12月は頭打ちとなってやや低下してきているものの年末は人員削減に動く企業も少ないため、ほぼ市場予想通りの結果になるような感じがします。

 

よって、米国経済指標は全体的に悪化していると思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。

 

 

2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円は157.2円付近に位置していたボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、反落スタートとなりました。
ただ下値では、155.9円付近に位置していたボリンジャーバンドのミッドバンドがサポートとなって週末金曜には156.72円まで反発し、最終的にはこの日5営業日ぶりの陽線となる156.49円でクローズしました。
来週もミッドバンドの攻防からボリンジャーバンドの-2σや一目均衡表の雲を目指し下落する流れになると予想します。

他方、週足でも引き続き150.75円に位置する一目均衡表の雲上限や152円台に上昇してくるボリンジャーバンドのミッドバンドあたりを目指す流れになると予想します。
チャートを見る感じ、来週か再来週辺りに大きく下げるかもしれません。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

 

あとがき

今週は予想通り片山財務大臣からもう1段ギアを上げた口先介入があり、介入警戒感からドル円は反落しましたね。
来週はもう年末年始ということもあり重要指標の発表もなく、閑散相場となって動意に欠けた動きが予想されますが、突発的なニュースが飛び込んでのボラティリティには要警戒となりそうです。
テクニカルのところでも書きましたが、ドル円週足を見ますと、ここ1~2週間の間に大きく下げそうな形をしています。

日本側でも日銀「主な意見」の公表があり、会合当日ドル円は急騰を見せましたが、やはりタカ派の意見は多いように思いますので、円が買い戻される可能性もあるのではないでしょうかね。
また、来年度予算案が閣議決定されましたが、プライマリーバランスの黒字化が示されており、市場の財政悪化懸念による国債・円売りはいつもながらのミスリードのような気がします。

それでは良いお年を!

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】 
FOMC議事録、日銀主な意見公表でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年12月29日~)

Posted by ペッパー