FRB裏議長爆誕か!?雇用悪化も引きずりドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年8月4日~)
来週のFXドル円相場予想
予想レンジ:145.0 ー 148.5円
週間では「下落」と予想します。
根拠としては2つ。
1つ目は、米国経済指標はマチマチで動意なしと予想。
来週発表予定の米国経済指標は、7月分ではISM非製造業景気指数、サービス業PMI(購買管理者景気指数)確報値、消費者インフレーション期待、6月分では貿易収支、週次では新規失業保険申請件数などがあります。
3年、10年、30年で総額1250億ドルの米国債入札もあります。
まずはISM非製造業景気指数ですが、その先行指標となるサービス業PMI速報値は市場予想を上振れていました。
消費者インフレーション期待では、その先行指標となるミシガン大学期待インフレ率速報値が市場予想を下振れていました。
新規失業保険申請件数では、6週連続で減少していましたが今週僅かに上昇しました。
ただ市場予想は下回っています。
継続申請件数でも緩やかですが減少傾向となっています。
ただ、高水準での推移が続いています。
「解雇も少ないが新規採用も少ない」といった状態はまだ継続している感じです。
しかしながら、今週発表のあった7月分のチャレンジャー人員削減数では大きく増加しており、失業保険申請件数も今後増加しそうな感じはします。
よって、米国経済指標はマチマチで重要指標もないことから、ドル円はトータルではあまり動意なしと予想します。
2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円はMACDなどでゴールデンクロスを形成し、150.91円まで上昇しましたが、151.0円のキリ番や150.4円付近に位置していたボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)となって反落し、週末金曜には約3.6円の値幅を伴っての急落となりました。
結局最後までリバウンドもなく、147.7円付近に位置していたボリンジャーバンドのミッドバンドをやや下回った位置147.37円でほぼ安値引けとなりました。
来週はミッドバンドの攻防戦から下抜けし、ボリンジャーバンドの-2σ、一目均衡表の雲の攻防戦へ移っていくと予想します。
他方、週足では149.9円付近に位置していたボリンジャーバンドの+2σや150.7円付近に位置していた一目均衡表の雲下限がレジスタンス(上値抵抗線)となり反落し、大きな上髭陰線となってクローズしました。
週足も日足と同様に、ミッドバンドの攻防戦から-2σへ向けて下落していくと予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
あとがき
今週は、日米の金融政策決定会合や米国GDP、雇用統計など重要指標やイベントが盛りだくさんでしたね。
今週も米国GDPなど中身を見れば決して内容は良くないんですが、これまでと同様にミスリードによる楽観相場が続いていました。
そして迎えた週末の米国雇用統計でしたが、先週指摘した通り、過去2か月分の下方修正も含めて雇用者数の伸びは大幅に鈍化していました。
米国雇用ショックは来週もう少し後を引きずりそうな感じがします。
そういう意味では米国経済指標のISM非製造業雇用指数、新規失業保険申請件数に注目が集まりそうです。
また、クーグラーFRB理事が突然の辞任を発表しました。
後任はトランプ大統領に任命権がありますので、来年5月に議長職の任期が満了するパウエル議長の後継候補をこの時点で放ってくる可能性があります。
まさにFRB裏議長の爆誕です!(笑)
というのもパウエル議長の理事としての任期は2028年1月まで残っていますので、もし理事職に留まるようならトランプ大統領は新たな人材を送り込めなくなってしまいます。
というわけで、利下げを渇望しているトランプ大統領の意向を汲んだ理事が誕生することから、7月FOMCで政策金利据え置きに反対したボウマン副議長、ウォラー理事、そして新理事と少なくとも3人のハト派メンバーが誕生することになりそうです。
クーグラーFRB理事の辞任報道直後にドル円は下落しており、幾らか織り込んだ感じはありますが、雇用の悪化も相まって今後も徐々に市場は利下げを織り込み始め、ドル円も下落していくと思われます。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】 