FOMCメンバーのタカ派発言が相次ぎドル円は上昇!来週のFX外国為替相場予想(2024年2月5日~)
今週もほぼ予想通りの展開で、FOMC(米連邦公開市場委員会)では3月の利下げは示唆されず、米国雇用統計は強い結果となり、ISM製造業購買担当者景気指数、消費者信頼感指数、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値など重要指標も市場予想を上振れる結果となりました。
ただ、案の定ともいうべきかFOMC後のパウエルFRB議長の会見では利下げを意識した発言もあり、市場はこれをハト派と受け取り、10年物米国債の利回りでは3.816%まで下落する場面も見られ、ドル円も145.89円まで下落しました。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):147.5 ー 150.5円
来週のドル円は週間で「上昇」と予想します。
根拠としては4つ。
1つ目は、FOMCメンバーのタカ派寄りの発言が多く出ると予想。(ドル高円安要因
)
来週は、FOMCメンバーによる講演など発言機会が数多くあります。
1月のFOMC、そして強い結果となった雇用統計を受けての自身の見解を述べる場となりそうですが、やはり市場が織り込んでいる「早期かつ大幅な利下げ」を牽制する発言が多く出ると予想します。
CMEのFedWatchツールを見ますと、現在もまだ3月の利下げを38%、年内の利下げ幅も0.25%6回分の1.50%を織り込んでいます。
よって、FOMCメンバーのタカ派寄りの発言が出る度に修正が入り、ドル円は上昇しやすいと予想します。
また、パウエルFRB議長も事前収録ですがTV番組「60ミニッツ」に出演し発言機会があります。
ただ、収録日がFOMC直後の雇用統計前ということもあり、内容的にはFOMC時点での認識を踏襲すると考えられ、ドル円の値動きも限定的だと思われます。
2つ目は、ISM非製造業購買担当者景気指数は堅調と予想。(ドル高円安要因
)
5日(月)に1月分のISM非製造業購買担当者景気指数の結果が発表されます。
先行指標となるサービス業PMI(購買担当者景気指数)速報値では、市場予想を上振れる結果となっており、当該指標も上振れると予想します。
15分前にはサービス業PMIの確報値が発表されますので、そちらも要注目となります。
3つ目は、米国債入札は不調と予想。(ドル高円安要因
)
来週は、3年、10年、30年物米国債の入札が総額1210億ドルへと規模を引き上げて実施されます。
今週末の雇用統計の結果や来週予想されるFOMCメンバーのタカ派寄りの発言を受けて金利先高感が醸成され、入札は不調に終わると予想します。
よって、米国債利回りの上昇に連動する形でドル円も上昇すると予想します。
4つ目は、テクニカル分析では上昇と予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、146.42円にある一目均衡表の雲上限やボリンジャーバンドのミッドバンドがサポートとして働き、大きく反発しています。
先週指摘した通り、ショート勢が頑張りすぎて上げが甘いために下りのターンへ入っていけなかったという感じです。
やはり150円のキリ番や150円付近にあるボリンジャーバンドの+2σを目指して再度上値アタックという流れになると予想します。
他方、週足では数週間停滞した後にボリンジャーバンドの+2σに向かって上昇すると指摘していましたが、2週続けてほぼ十字と現在停滞を続けており、来週辺りからは上昇基調になると思われます。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
雇用統計は強かったですね。
今回は冬の悪天候が影響したとも言われていますが、そもそも労働力人口の絶対数が減る中、労働参加率も頭打ちとなっているため、雇用環境の逼迫状況は続いており、平均時給や失業率では当面底堅く推移しそうです。
あとは、人材不足による雇用のミスマッチで雇用者数が伸びるかどうかという感じでしたが、今回は高い給料を払ってでも人材確保優先という感じでしたね。
さらには、アメリカ大統領にトランプ前大統領が返り咲いたら移民流入は減り、より一層逼迫感が強まる懸念があります。
また、パウエルFRB議長の任期は2026年5月までですが、トランプ前大統領は3期目続投を否定しており、経済にプラスとなる緩和路線の人選を進めるのではないでしょうかね。
まだ2年以上も先の話なので、そのときの米国の経済状況がどうなっているのかわかりませんが、高インフレじゃなきゃいいんですけどね…。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】