来週のFX外国為替相場予想(2023年7月31日~ ドル円)テクニカル的にみて大きく上昇

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、日米欧の金融政策を決定する会合が行われたこともあり、値動きの激しい1週間となりました。
特に、週末28日(金)に大トリで登場した日銀の金融政策決定会合が、大方の予想に反してYCC(イールドカーブコントロール)の柔軟化に舵を切ったことにより、ドル円は一時138.05円まで急落する場面が見られました。
しかしながら、YCCの柔軟化はまさに微修正であり、金融緩和もまだ当分の間続く見通しとなったため、海外勢の投機筋が望む「金融引き締めへの第一歩」とは、かけ離れた内容でした。
したがって、今回もまた「勝手に期待、勝手に失望」相場となって、ドル円のショート(売り)ポジションの大量損切りを誘発したと思われ、この日1日で約3円もリバウンドし、141.14円の高値引けとなりました。

後日、日米の金融政策に関する記事をコラムで述べたいと思いますので、楽しみに待っていただければと思います。

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):140.5円 ー 144.0円

来週のドル円は週間で「大きく上昇」すると予想します。
根拠としては4つ。

 

1つ目は、米国雇用統計はそれほど悪化してないと予想。(ドル高円安要因)

来週は、月初恒例の重要指標週間となりますが、その中でも週末8月4日(金)発表予定の7月分米国雇用統計が最注目となるでしょう。
市場コンセンサスは、非農業部門雇用者数で6月の20.9万人→18.4(19.1?)万人、失業率は6月の3.6%と変わらず、平均時給で6月の前月比0.4%→0.3%、前年比4.4%→4.2%と、全体的に6月より「悪化」していると予想されています。

総雇用者数はもう既にコロナ禍前の水準を大きく超えており、雇用者数の伸びは今後鈍化していくでしょう。
一方、週間で発表される新規失業保険申請件数では減少傾向にあり、雇用は増えないがレイオフも増えていない状況で、雇用情勢は悪化している感じには見えません。

他方、労働参加率は4か月続けて62.6%と上昇が一服しており、一向に解消されない労働力不足により平均時給は、なかなか下落していかないと思います。
インディードの求人数も7月はやや増加傾向にあり、やはり雇用環境は逼迫していると推測されます。
ただ、1日(火)に発表されるJOLTS求人の結果は6月末時点のものなので、市場予想通り減少していると思われます。

したがって、今週もまずまずの結果が出ると思われ、市場は金融政策を緩めるほどではないと判断し、最終的にはドル円は上昇していくと予想します。

 

2つ目は、ISM製造業・非製造業景気指数はまちまちと予想

8月1日(火)には、ISM製造業購買担当者景気指数の発表があります。
先行指標のPMIが好結果だったこともあり、ISMでも良好な結果が出ると予想します。

一方、2日後の3日(木)には、ISM非製造業購買担当者景気指数の発表があります。
これまで好調だった非製造業はやや悪化してきており、市場予想を下振れる可能性もありそうです。

よって、ISMでは時差はありますが、ドル円は「行って来い」になるのではと予想します。

 

3つ目は、翌週発表の米国CPIの上昇に気づくと予想。(ドル高円安要因)

11日(木)は、注目の米国CPIの発表が予定されています。
現在、市場は次回9月以降のFOMCでの利上げを30%程度しか織り込んでおらず、このままインフレ率2%へ向かって減速していくと予想しています。
来週には米国CPIの市場予想が出るようになり、「え?CPI上昇するの?」って気付く人が増え始めると思われます。
裏の裏を読むならば、「予想をタカ派寄りに修正する人が半分」、パウエルFRB議長じゃないですが「一時的と判断して考えを買えない人が半分」といったところじゃないでしょうかね!?

したがって、予想を修正した人の分だけ、ドル円は上昇すると予想します。

また、Inflation Nowcastingも来週には8月分の米国CPIとPCEの予測値が公表されると思いますので、要チェックですね。

 

4つ目は、テクニカル分析では大きく上昇すると予想(ドル高円安要因)

ドル円日足チャートを見ますと、ボリンジャーバンドのミッドバンドを僅かに上抜けて引けましたが、まだ完全に抜けたという感じではありません。
しかしながら、先週も指摘した通り、ここを抜けてボリンジャーバンドの+2σに向かって加速し、8月中旬頃までは上りのターンが続くと予想します。

他方、週足も先週述べた通り、ボリンジャーバンドのミッドバンドが強いサポートとなって反発しており、直近高値145.06円を目指す流れになるのではないでしょうか。

1週間先延ばしになっただけで、ほぼ先週と同じ予想ですね。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

9月FOMCに向けて、まずは雇用統計ですね。
日銀金融政策決定会合の余波がどうなるのか?
来週も目が離せませんね。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
来週のFX外国為替相場予想(2023年7月31日~ ドル円)テクニカル的にみて大きく上昇

 

Posted by ペッパー