インフレ鈍化の賞味期限も残り僅か。PCEコアから一足先にインフレ率再上昇か!?
先週末3月31日(金)に、2月分の米国PCE(個人消費支出)価格指数が発表されました。
結果は市場予想を下回る内容で、順調にインフレが鈍化しているように感じられます。
しかしながら、ここでPCEコア価格指数(前年同月比)に目を向けてみます。
先週末発表された今年2023年2月分は速報値で4.6%、今回のインフレ下での最高値は2022年2月に記録した5.4%です。
そう、ちょうど1年前が最高値なのです。
1年間のらりくらりアップダウンを繰り返しながらやっと0.8ポイント下げたところですが、これからは分母となる前年の値が小さくなっていくので、ベース効果で見た場合3月からは上りのターンへ移ることになります。
あとは分子の部分、つまり前月比がどうなるかに委ねられます。
では、PCEコア価格指数(前月比)はどうなってるかといいますと、ここのところ概ね0.4%前後、年率換算で5%前後をジグザグに上下動している感じです。
つまり、前年同月比は4.6%なので、前月比0.4%が出るようなら前年同月比も上昇してくることになり、その可能性も低くはないと考えます。
ただ、PCEコアは変動幅が小さいので、上りのターンも下りの時と同しように、のらりくらりしながら少しずつ上昇するものと思われます。
そして、その数か月後に今度はPCE総合やCPIも上りのターンへ入ると思われ、インフレ第二波が始まると予想します。
【米国PCEコア価格指数(前年同月比と前月比年率)】
今日はOPECプラスが原油減産を表明したことで、WTI原油価格が1バレル80ドルを突破する急上昇をみせ、再び物価高騰の波が押し寄せようとしています。
政策金利もちょうど1か月後のFOMCを最後に利上げ打ち止めとなる可能性が高いです。
金融不安も含めてまだ不確定要素が多く、米国のインフレそして経済はどうなってしまうんでしょうかね!?
パウエルFRB議長の手腕に期待したいと思います!
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でも何でもありません。信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)