懸念事項多くドル円は下落!来週のFX相場予想(2026年1月26日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:154.5 ー 156.5円

 

週間では「下落」と予想します。

根拠としては3つ。

 

1つ目は、FOMCは現状維持でほぼ無風と予想。

28日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が公表されます。
CMEのFedWatchツールを見ますと、金利先物市場では政策金利の据え置きを95.6%織り込んでおり、波乱もないものと思われます。
注目は会合後のパウエルFRB議長の会見ということになりますが、前回12月FOMC以降の主な経済指標が概ね市場予想通りで推移していることから、年内1回の利下げを示唆したドットプロットの通り、利下げや利上げを急ぐということはなさそうです。

よって、FOMCでの結果公表時、及びパウエル議長の会見ではドル円はほぼ無風と予想します。

ただ、市場は6月と12月の年内2回の利下げを織り込み、6月に就任するであろうハト派の新議長の下での利下げを予想していますので、パウエル議長が退任する5月までに利下げする可能性を仄めかした場合、ドル売りに繋がる可能性もありそうです。    

 

 

2つ目は、米国経済指標はやや悪化と予想。(ドル安円高要因 下降

来週発表予定の米国経済指標は、1月分では消費者信頼感指数、12月分ではPPI(生産者物価指数)、11月分では耐久財受注、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、貿易収支、製造業新規受注、週次ではADP雇用者数変化、新規失業保険申請件数などがあります。
その他、トランプ大統領の演説、FOMCメンバーによる講演などの発言機会、2年、5年、7年債と2年変動利付債で総額2,130億ドルの米国債入札もあります。

まずは消費者信頼感指数ですが、市場予想は90.1(前月:89.1)と前月から上昇する見通しとなっています。
先行指標となるミシガン大学消費者信頼感指数では56.4(市場予想:54.0、前月:52.9)と上振れていましたので良好な結果になるのではないでしょうかね。

PPIは同様の物価指標であるCPIのコア指数が市場予想を下振れていましたので、やや弱い結果になるような気がします。

S&P/ケース・シラー住宅価格指数では、市場予想は1.2%(前月:1.3%)と前月から低下する見通しとなっています。
先行指標となるZillow住宅価格指数が極僅かながらも上昇していましたので、上振れそうな感じがします。

製造業関連指標は、まだ弱いと思われます。

雇用関連指標は、年明けから新規失業保険申請件数が増加する傾向にありますので、当面雇用環境は悪化気味に推移するのではないでしょうかね。 

 

よって、米国経済指標はマチマチながらも全体的にやや悪化していると思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。    

 

3つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円はやや下落してスタートしましたが、157.5円の節目や157.2円付近に位置していたボリンジャーバンドのミッドバンドがサポートとなって反発し、週末金曜には159.22円まで上昇しました。
しかしながら、159円の大台や159.3円付近に位置していたボリンジャーバンドの+2σ、直近高値の159.44円がレジスタンス(上値抵抗線)として働き、155.7円に位置する一目均衡表の雲上限や155.4円付近に位置するボリンジャーバンドの-2σ付近まで急落することとなりました。
MACDなどではデッドクロスを形成し、RSIは40.4と売られ過ぎの水準である30までは達していないことから、まだもう少し下値余地はありそうです。
急落した反動もあるかと思いますが、来週も引き続き、ボリンジャーバンドの-2σや一目均衡表の雲抜けに向けて下落する流れを予想します。

他方で、週足でもMACDなどではデッドクロスを形成しており、引き続き154.1円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドや150.75円に位置する一目均衡表の雲上限あたりを目指す流れになると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。  

 

 

あとがき

今週はドル円が159.22円から155.59円まで約3.6円急落しましたね。
先週のFX相場予想で暴落注意報を出してましたので、更に上昇したことで警報に変わり、予想通り来たなという感じでした。
2度急落する場面があったわけですが、1回目の日銀会合直後の2円急落は日本当局によるレートチェックが疑われ、そして2回目の深夜の時間帯ではニューヨーク連銀によるレートチェック、こちらはどうやら実際に行われたようです。
日本側の単独ではなく米国も協調したということで、ドル円はより一層の急落を促したと思われます。
高水準だった投機筋の円売りポジションはだいぶ切らされたと推測でき、来週以降のポジショニングに要注目でしょうかね。

さて、来週はFOMCが注目されるところですが、イベントとしては27日(火)にトランプ大統領の演説もあり、いつもながらのリスクオフを促すような各国との対立を煽る発言をしてしまうのではないでしょうかね。
同日には気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からも離脱します。
それ以外では米連邦政府のつなぎ予算が30日(金)に期限切れとなりますので、再び連邦政府機関の一部閉鎖に突入する可能性もあります。
襲来している歴史的な寒波の影響も懸念されるところです。

日本側では日銀議事録や基調的なインフレ率を捕捉するための指標、東京都CPIなどの発表もありますが、引き続き選挙情勢を注視といった感じでしょうか。
高市政権の支持率が低下してきている感じですが、残り2週間でどうなるんでしょうかね!?

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)  

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
懸念事項多くドル円は下落!来週のFX相場予想(2026年1月26日~)

Posted by ペッパー