上乗せ関税発動で米国売り再燃!ドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年7月7日~)
来週のFXドル円相場予想
予想レンジ:142.0 ー 145.0円
週間では「下落」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、上乗せ関税発動で米国売りと予想。(ドル安円高要因
)
9日(水)に90日間延期となっていたトランプ関税上乗せ分の期限が到来します。
その2日前の7日から上乗せ関税が発動となる対象国12か国程度へ新たな関税率を示した書簡を一方的に送るそうです。
またその詳細の会見も予定されているようです。
日本は参院選もあることから合意に至ることは当面ないように思いますので、いったんは高関税率が賦課されるのではないでしょうかね。
今週も週初からリスクオフの円高が見られたように、やはりトランプ関税のニュースには特に東京市場ではリスクオフ相場になりやすいように思います。
そして今週、トランプ減税法案が可決されたこともあって米国債は売られやすい環境にあり、リスクオフ相場となれば株やドル円も売られ、米国売りが再燃する可能性もありそうです。
よって、上乗せ関税発動により、ドル円は下落すると予想します。
2つ目は、米国経済指標はやや悪化気味と予想。(ドル安円高要因
)
来週発表予定の米国経済指標は、6月分では消費者インフレーション期待、財政収支、FOMC議事録、週次の新規失業保険申請件数などがあります。
その他、FOMCメンバーによる講演などでの発言機会や、3年、10年、30年で総額1190億ドルの米国債入札もあります。
まずはFOMC議事録ですが、6月はドットプロットなど経済の見通し(SEP)の公表もあり、中央値こそ年内残り2回の利下げ予想となっていましたが、0回を予想したタカ派メンバーは7人いることもわかっていますし、3回を予想したハト派メンバーは2人いることもわかっています。
ウォラーFRB理事やボウマンFRB副議長の7月利下げに含みを持たせた発言もありましたが、今週末に発表された雇用統計の結果を受けて次回7月FOMCでの利上げ織り込み度は4.7%まで低下しており、議事録をもって何か動意付くこともあまりないように思われます。
消費者インフレーション期待は、その先行指標となる6月分ミシガン大学期待インフレ率では5月分の6.6%から5.0%へと大きく低下していましたので、こちらも下振れるのではという気がします。
財政収支はトランプ政権下でもほとんど改善が見られない中、関税収入が赤字削減に繋がっているのかどうか注目が集まりそうです。
新規失業保険申請件数は今週雇用統計と発表が重なりましたが23.3万件と、6月7日の週に25.0万件の大台に乗せて以降は3週連続で減少しています。
ただ、来週は市場予想23.5万件とやや増加見通しとなっており、増加基調には変わりないように思います。
他方で、継続件数も増加傾向となっており、「解雇も少ないが新規採用も少ない」といった状態はまだ継続している感じです。
よって、結果はやや悪化気味も重要指標がないため、結果発表時ドル円の値動きは限定的になると予想します。
ただ、指標よりも入札の方で、もしかしたら動きがあるかもしれませんね。
2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通り週前半は142.8円付近に位置していたボリンジャーバンドの-2σに向けて下落していく流れとなりました。
しかしながら、この-2σがサポートとなって反発し、144.7円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドや一目均衡表の雲下限がレジスタンス(上値抵抗線)となって上値が抑えられている状態となっています。
来週もミッドバンドや雲の攻防戦となりそうですが、やはり上値は重く、今週は-2σの位置で反発しましたが、来週はこれを大きく割り込んで下落していくと予想します。
他方、週足では145.7円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドの攻防戦となっていますが、やはり抜けきれず-2σを目指す流れになると予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
あとがき
遂に上乗せ関税の延期期間が終わろうとしています。
90日間あっというまでしたが、日本をはじめ各国進展はあったんでしょうかね?
弱小国が強国に単独で特攻しても米国は各個撃破するだけでいいので、弱者は弱者なりの戦い方をしないと難しいでしょうね。
というわけで、来週はトランプ関税に振り回される1週間となりそうですね。
また3週間前にも述べましたが、ドル円はそろそろ収縮期から拡散期へ移行しそう(既に移行済み!?)ですので、ボラティリティには少し注意しておいた方が良いかもしれません。
米国雇用統計に関してはまた後日コラムで詳細を述べたいと思います。
マスク新党も材料視されるのかな!?(笑)
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】