来週のFX外国為替相場予想(2023年1月30日~ドル円) FOMCと雇用統計で上昇へ
今週は、129.0~131.1円とボラティリティの小さい一週間で、週間では0.3円ほど上昇し、ほぼ想定した通りの展開でしたね。
米国GDP(国内総生産)は、市場予想の2.6%よりも上振れる2.9%となりましたが、GDP NOW の予想3.5%よりもかなり低かった分、筆者が想定したほどのドル円の上昇はありませんでした。
結局ボリンジャーバンドのミッドバンドを一時的には上回りましたが、また上値を抑えられた格好となりました。
一方、PCE(個人消費支出物価指数)の方は、市場の予想通りの結果でしたが(結果よりも高い前年比5.3%予想もあった!?)、発表直後は129.5円近辺へとドル売りになったものの、徐々に買い戻され129円台後半で引けました。
さて、来週の週間予想は、129~131円のレンジからFOMC、雇用統計で大きく上昇すると予想します。
予想レンジ(ドル円):129.00円 ー 133.50円
根拠としては4つ。
1つ目は、パウエルFRB議長のタカ派発言を予想。
来週2月1日(水)には、FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されますが、市場がほぼ100%織り込んでいる0.25%の利上げを実施すると思われ、会合後のパウエルFRB議長の会見に注目が集まりそうです。
市場では3月のFOMCでも0.25%の利上げを実施し、それ以降は利上げを休止して年後半には利下げに転じると予想しています。(FedWatch Tool を見ると、5月3日のFOMC後のFF金利予想が5%を超えていると予想しているのは全体の1/3程度です)
しかしながら、パウエルFRB議長は以前よりデータ次第とはいえターミナルレート(政策金利の最終レート)は市場予想よりも高い5%を超える水準を示唆しており、今回も同様の発言をすると思われます。
専門家の意見では景気悪化によりハト派に転じると見ているようですが、FRBは景気を悪化させて需要を減らすのが目的(インフレを抑制させるための手段)であって、インフレが未だ高水準の中それを理由に金融引き締めを撤回するという考えはナンセンスだと思います。
【FedWatch Tool 5月3日のFOMC後のFF金利予想】
2つ目は、雇用の好調持続と予想。
来週末2月3日(金)には米国雇用統計が発表されます。
前回は、 非農業部門雇用者数と失業率は予想を上振れしましたが平均時給が下振れした関係、発表後のドル円は急落しました。
今回の市場予想は、テック企業を中心にレイオフが進んでいることもあり前回の数値より何れも悪化予想となっていますが、新規失業保険申請件数やJOLTS求人を見ると、そこまで悪化してないのではと思われ市場予想を上振れると予想します。
また、この2つの経済指標も今週発表がありますので要注目です。
3つ目は、 ISM非製造業指数の「50」超えを予想。
ISM非製造業指数の市場予想が50.3と前回は景気の好不調の分かれ目である「50」を割り込み急落しましたが、今回は「50」を回復する見通しとなっています。
ちなみに、 ISM製造業購買担当者景気指数の市場予想は48.0と前回の48.4より悪化を見込んでいます。
4つ目は、テクニカル的にみてボリンジャーバンドのミッドバンド超えを予想。
ドル円日足チャートでは、何度もボリンジャーバンドのミッドバンド(20日線)で上値を抑えられており、先週も上抜けを阻まれました。
現在は、このミッドバンドも130.3円辺りまで落ちてきており、これを死守するのはかなりキツいのではないかと思われます。
よって、今週こそは上抜けし、+2σに向かって上昇する流れができるのではないかと予想します。
したがって、総合的に判断するとチャート上のオレンジの↑のような感じで上昇すると予想します。
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でも何でもありません。信じるか信じないかはあなた次第!
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