米国失業率上昇でドル円は大きく下落!来週のFX相場予想(2025年1月6日~)

来週のFX相場予想

新年あけましておめでとうございます。
2025年最初のFX相場予想です。

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:154.0 ー 158.0円

 

週間では「大きく下落」と予想します。
根拠としては3つ。

 

つ目は、米国雇用統計は失業率が上昇と予想。(ドル安円高要因 下降

1月10日(金)に12月分の米国雇用統計が発表されます。
市場予想は、非農業部門雇用者数が+15.0万人(前月:+22.7万人)、失業率が4.2%(前月:4.2%)、平均時給前月比が+0.3%(前月:+0.4%)、平均時給前年同月比が+4.0%(前月:+4.0%)と非農業部門雇用者数の伸びが大幅に鈍化する見通しとなっています。

それではまずインディードの求人数を見てみます。
10月25日を底に緩やかながらも上昇していましたが、12月13日に天井を付けた後はやや軟化しています。

次に新規失業保険申請件数を見てみます。
12月12日発表分は24.2万件と大きく増加しましたが、その後は減少傾向となっています。
失業保険継続申請件数も増加傾向となっていましたが、今週発表分は減少していました。

雇用統計は毎月12日を含む週が調査対象となりますので微妙な感じですが、今週発表のあった12月分のISM製造業雇用指数では市場予想を下振れていましたので、今回の雇用統計も弱めに出るのではという気がします。
また、コラムでも述べたように11月の失業率は4.25%まで上昇してきてますので、+15万人程度の雇用増では失業率は改善しないと思われ、失業率は悪化すると考えられます。

右 失業率はほぼ4.3%、12月は4.4%へ跳ね上がるか!?(11月米国雇用統計結果詳細)

よって、指標発表時ドル円は大きく下落すると予想します。

その他、ISM非製造業雇用指数、ADP非農業部門雇用者数、JOLTS求人、チャレンジャー人員削減数、新規失業保険申請件数などの雇用関連指標も要注目となりそうです。

 

2つ目は、米国経済指標はマチマチで値動きは限定的と予想。

来週発表予定の米国経済指標は、上述の雇用関連指標を除くと、1月分ではミシガン大学消費者信頼感指数速報値、12月分ではISM非製造業景気指数、サービス業PMI(購買管理者景気指数)確報値、11月分では製造業新規受注、その他にもFOMC議事録の公表やFOMCメンバーによる講演などがあります。
また、3年・10年・30年物米国債で総額1190億ドル分の入札も予定されています。

まず、ISM非製造業景気指数ですが、その先行指標となるサービス業PMI速報値は市場予想を上振れる結果となっており、サービス業の堅調さは継続している感じです。
前日にはサービス業PMI確報値が発表されますので要注目となりそうです。

ミシガン大学消費者信頼感指数は、先週発表のあった12月分の消費者信頼感指数は市場予想をかなり下振れましたので、大統領選前後の楽観気味だった消費者マインドは少し落ち着いてきているのではという気がします。

来週は兎にも角にも雇用統計でしょうから、雇用関連指標以外では値動きは限定的になるのではないでしょうかね。

 

3つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、ボリンジャーバンドの+2σに達した後は反落気味に推移していますが、下値での買い意欲も強く高値圏でのレンジ相場となっています。
ただ、先週に引き続きMACDなどのデッドクロス形成に向けてドル円は売られ、下りのターンへ入っていくと予想します。

他方、週足では一目均衡表の雲上限がサポートとして働き、RSIも61.8程度までしか上昇しませんでしたので、もう少し上値を試す向きもありそうです。
ただ、一旦上げてから落ちるか、このまま落ちるかの違いで、結局は日足同様にMACDなどのデッドクロス形成に向けてドル円は売られ、先週指摘した通り1月半ば過ぎくらいから下りのターンへ入って大きく下落していくと予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

あとがき

今週はISM製造業景気指数や新規失業保険申請件数が底堅かったですね。
自動車販売もトランプ関税やEV(電気自動車)への補助金カットを前に駆け込み需要があったようで好調でした。
一方で、住宅ローン購入指数がかなり落ち込みました。
やはりローン金利の上昇が住宅需要を抑制していると思われ、12月分以降の米国の景気・インフレ指標は減速していくのではないでしょうかね。

さて、来週は金曜日の米国雇用統計が最も注目されるところとなりますが、製造業の雇用が悪化していただけに非製造業がそれをどれだけカバーできているのか見ていく必要がありそうですね。
日本製鉄による買収がバイデン大統領によって阻止されたUSスチールも、現状のままでは鉄鋼業界を生き残ることができないでしょうから、近い将来の大規模なリストラは不可避でしょうね。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
米国失業率上昇でドル円は大きく下落!来週のFX相場予想(2025年1月6日~)

Posted by ペッパー