日米財務相会談でドル円は反発も上値は重い!来週のFX相場予想(2025年4月21日~)
来週のFXドル円相場予想
予想レンジ:139.5 ー 142.5円
週間では「下落」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国経済指標は悪化傾向と予想。(ドル安円高要因
)
来週発表予定の米国経済指標は、4月分では製造業・サービス業PMI(購買管理者景気指数)、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、3月分では景気先行指数、耐久財受注、新築住宅販売戸数、中古住宅販売戸数、5月FOMC前のベージュブック(米地区連銀経済報告)、週次の新規失業保険申請件数などがあります。
その他、FOMCメンバーによる講演や、2年、5年、7年債と2年変動利付債の米国債入札もあります。
まずは、製造業・サービス業PMIですが、市場予想では製造業、サービス業ともに前月からの悪化が見込まれています。
やはり、4月2日に発動した相互関税の影響で景況感は悪化していると思われます。
同様に、ミシガン大学消費者信頼感指数も確報値ですが、さらに下方修正される可能性もありそうです。
新規失業保険申請件数も引き続き急増に要警戒といった感じでしょう。
他方で、3月の住宅ローン金利は7%を超えていた2月とは異なり6%台後半まで低下しており、中古住宅の在庫もやや改善し、新築では駆け込み需要もあると思われ、意外と住宅関連指標は底堅いのではという気がします。
それでも3月分、特に4月分の経済指標は悪化傾向と思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。
経済指標以外でも5月FOMCに向けたメンバーの発言や米国債の入札も要注視となりそうです。
2つ目は、日米財務相会談ではV字になると予想。
24日に日米財務相会談が開催される見通しとなっています。
今週、赤沢再生相とトランプ大統領・ベッセント財務長官他との会談が行われましたが、この会合では議題にならなかった為替問題が来週の財務相会談の場で協議されるのではないかと言われています。
しかしながら、ベッセント財務長官は「日本では円高が進行しているが、これは日本経済の強い成長とインフレ期待上昇の結果だ」「日本銀行は金利を引き上げており、全ては自然なことだ」と述べており、現行のドル円水準に不満を持っている感じではありません。
また、日本も為替介入によって円安誘導をしているわけではありません。
恐らく為替よりも非関税障壁に関する議論がメインで、車や米などの輸出を促進し貿易赤字解消に向けた話し合いがしたいのではないかという気がします。
よって、市場が思っているほど円安是正に向けた為替問題は取り上げられないと思われ、行って来いのV字になると予想します。
3つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、先週ボリンジャーバンドの-2σを大きく割り込んだ後、やや反発局面となっていましたが、結局は先週の安値142.04円を割り込み、141.63円まで下落しました。
RSIも売られ過ぎの水準である30を割り込みましたが、29.45程度までとなっており、大きく売られ過ぎているという感じではありません。
他方、週足でも日足同様に先週ボリンジャーバンドの-2σを大きく割り込んだ後、やや反発しましたが、結局は先週の安値を割り込みました。
週足のRSIはまだ32.69と売られ過ぎの水準である30には至っていません。
昨年9月の安値139.57円や138.0円付近に位置する200週線辺りを目指す流れになると予想します。
月足のボリンジャーバンド-2σがちょうど140.0円付近にありますので、大台ということもあってサポートとして意識されると思われますが、この水準も割り込んでくるのではないでしょうか。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
あとがき
一週間お休みをいただきましたが、やはりドル円は下げが甘く、この間ジリ下げの展開となっています。
ドル円の買い材料が出ない限り、なかなかテクニカルだけでは反発しそうもない感じです。
ただ、気になるのがIMM通貨先物では円の買い越しが+171,855と大きく膨らんでいますので、キッカケさえあればドル円は大きく買い戻される可能性があります。
来週は現在90日間の延期となっています追加関税の行方を占う日米財務相会談に注目が集まりますが、ディールがうまく纏まりそうなら、そのキッカケになるかもしれませんので注意が必要かもしれませんね。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】