米国雇用統計が堅調でドル円は大きく上昇!来週のFX外国為替相場予想(2024年1月1日~)

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、週初は欧米市場がクリスマス休暇ということもあって小動きの展開となり、植田日銀総裁の講演など3日間続いた日銀関連のイベントもほぼ材料視されることなく無難に通過しました。
そして、クリスマス休暇明けの欧米勢が戻ってくると引き続きドル売りが優勢となり、28日(木)には米国新規失業保険申請件数や中古住宅販売仮契約数などの経済指標が市場予想よりも悪化していたことでドル売りがさらに強まり、直近安値の140.95円を大きく下回る140.25円まで下落しました。
ただ、その直後ロンドンフィキシングに向けて急速に反発する流れとなり、翌29日(金)には141.91円まで上昇しました。
しかしながら、シカゴ購買部協会景気指数もまた市場予想を下回ったことでドル売りが強まり最終的には週間で約1.4円下げる140.98円でクローズしました。

今週は米国経済指標が市場予想よりも悪化するケースが多かったですね。

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):140.5 ー 145.0円

来週のドル円は週間で「大きく上昇」と予想します。
根拠としては4つ。

 

1つ目は、米国雇用統計は底堅いと予想。(ドル高円安要因 上昇

5日(金)に、12月分の米国雇用統計の発表があります。
市場予想は、非農業部門雇用者数、失業率、平均時給の3部門とも前回11月分からの悪化を予想しています。
しかしながら、週間で発表される新規失業保険申請件数はまだ21万件程度と低水準で推移しており、インディードの求人件数を見ても11月中旬のレベルを底割れすることなく労働需要の堅調さを示しています。
また、何といっても12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)以降、市場の金利は大きく低下しており、景気に対する楽観論が漂っていますので、雇用関連指標も前回から悪化することなく底堅いと思われ、市場予想を上振れると予想します。

その他、JOLTS求人、ADP非農業部門雇用者数、新規失業保険申請件数など雇用関連指標の発表もあり要注目となりそうです。

 

2つ目は、12月分の米国経済指標は概ね好調と予想(ドル高円安要因 上昇

来週は、雇用統計以外にも米国重要指標として、12月分のISM製造業・非製造業購買担当者景気指数の発表があります。
先行指標の、製造業・サービス業PMI(購買担当者景気指数)では、製造業が弱く、サービス業が強く出ました。
よって、ISMもその傾向が出るように思われます。
ただ、製造業も住宅販売が上向いていることや耐久財受注が好調だったこともあり、少し改善されているような気もします。
ISMの発表の前にPMI確報値の発表がありますので、そちらも要注意ですね。

 

つ目は、FOMC議事録では市場が期待するほど超ハト派ではないと予想。(ドル高円安要因 上昇

3日(水)には、12月のFOMC議事録が公表されます。
ドットプロットでは来年2024年の利下げ予想を0.25ポイント3回分の0.75ポイントを示唆しましたが、市場が予想する「3月から0.25ポイント6回分の1.50ポイントの利下げ」の超ハト派予想とは、かなりかけ離れた議事内容になっていると予想します。

また、FOMCメンバーのリッチモンド連銀バーキン総裁の講演も予定されており、先日「予想通りインフレ率が低下すればFRBは適切に対応する 」と利下げを連想させる発言をして、米国債利回りやドル円は下落する流れを作りましたが、あくまでも「予想通りインフレ率が低下すれば」の条件付きですので、過度な織り込みを牽制する発言をしてくるのではないでしょうかね。

 

4つ目は、テクニカル分析では上昇と予想(ドル高円安要因 上昇

ドル円日足チャートを見ますと、200日線を割り込み、ボリンジャーバンドのミッドバンドで頭を抑えられている状態が続いています。
下値では140.0円のキリ番や139円台後半に位置するボリンジャーバンドの-2σがサポートとして働いている形となっています。
また、RSIでは売られ過ぎの30を大きく割り込み、23.8レベルまで低下しています。
よって、反発局面に入りやすいと思われ、200日線やミッドバンドへ向けて上昇に転じると予想します。

他方、週足では指摘していた通り、少し深掘りしてボリンジャーバンドの-2σを割り込んで、キリ番の140.0円や139.57円にある一目均衡表の雲上限の攻防になってきています。
RSIでは、日足同様に売られ過ぎの30を割り込んで、25.8まで低下しており、そろそろ反発局面へ入っていくと予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

もう来週から、というよりも明日から、ていうかもう数時間で2024年ですね。
ほとんどの専門家は来年前半をドル安と予想しているようですが、あまのじゃくの筆者はやはり真逆のドル高を予想したいと思います。
タイトル的には「軌道修正の前半」といった感じでしょうかね。
恐らく現状の140円レベルが来年前半の底だと思います。
まずは、12月以降の米国経済指標が筆者の予想通り底堅いのかどうかというところですかね。
それでは皆さん良いお年を!

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
米国雇用統計が堅調でドル円は大きく上昇!来週のFX外国為替相場予想(2024年1月1日~)

 

Posted by ペッパー