海外FX(XM Trading)と国内FXの新e-Taxでの確定申告のやり方 節税対策

コラム,FXトレード

2024年(令和6年)分の確定申告の期限が3月17日(月)と3日後に迫っており、当ブログの読者様なら大いに利益を上げられ、ほとんどの方は確定申告も済ませてしまったと思われます。
今年2025年は、e-Taxが新しくリニューアルされており、もしかしたら確定申告のやり方に戸惑っている人もいるかもしれません。
筆者も今年は海外FX口座を開設し国内FXとの2つの業者の収益に対して確定申告をする必要があり、期限が迫っている中リニューアルに少し焦ってしまったため、せっかくなのでe-Taxでの確定申告の進め方と簡単な節税対策を忘備録も兼ねて掲載しておこうと思います。

 

e-Taxでの確定申告のやり方

①作成する申告書等の選択

確定申告書等作成コーナーのトップ画面です。
FXの収益は「所得税」を選択します。

 

①作成する申告書等の選択

 

②過去の年分のデータの読込

国内FXでの損失は3年間繰り越しが可能で利益分と相殺することができますので、過去3年間に損失が発生し確定申告している場合は過去データの読み込みをしておくと良いでしょう。
読み込まない場合は、下部にある「データを読み込まずに所得税の確定申告書を作成開始」をクリックします。

 

②過去の年分のデータの読込

 

 

③マイナポータル連携の選択

「マイナポータルと連携する」を選択すると、控除対象となる社会保険料や支払った医療費など自動入力することが可能です。

 

③マイナポータル連携の選択

 

 

④申告する所得の選択等

一番下の項目の「その他の収入がある方」の中にある「先物取引」が国内FX(申告分離課税)、「雑(業務・その他)」が海外FX(総合課税)の所得の申告になります。

④申告する所得の選択等

 

 

⑤収入・所得の入力

収入や所得ごとにデータを入力します。

 

⑤収入・所得の入力

 

 

⑥先物取引に係る雑所得等の入力

こちらは国内FXの所得を入力する画面です。
「先物取引を入力する」をクリックして入力ページへ移動します。
繰越損失があって、前のページで過去データから自動入力しなかった場合は、「繰越損失の入力」から手動で入力可能です。

⑥先物取引に係る雑所得等の入力

 

⑦先物取引に係る雑所得等の入力

国内FXの所得等を入力する画面です。
冒頭の注意書きに「決済年月日」と「数量」は省略可能です。と書かれているので、その2つの項目は空白で良いでしょう。
「種類」は見本の通り「FX・米ドル/円」、他の通貨でも取引していれば「FX・米ドル/円、ユーロ/円」など18字以内で記入すれば良いでしょう。
「決済の方法」は「仕切」でOKです。

 

⑦先物取引に係る雑所得等の入力

 

 

⑧雑所得(業務・その他)の入力

こちらは海外FXの所得を入力する画面です。
「雑所得を入力する」をクリックして入力ページへ移動します。

 

⑧雑所得(業務・その他)の入力

 

 

⑨雑所得(業務・その他)の入力

種目は「その他」を選択し、出現する「種目」では「海外FX」、「業務に該当しますか?」では暗号資産の譲渡や暗号資産デリバティブ取引に係る差損益である場合や、還付加算金である場合には「いいえ」を選択してください。となっているので、「該当しない」で良いのではないでしょうか。
「支払者の所在地又は所得の生ずる場所」と「支払者の氏名又は名称」は、XM Tradingでトレードしているならば、口座開設時に「Tradexfin Limited」か「Fintrade Limited」のどちらかの運営会社を選択していますので、選んだ方を記入すれば良いと思います。
所在地は28文字以内なので、前者なら「Eden Island, Seychelles」、後者なら「Cybercity, Ebene, Mauritius」でいいのではないでしょうか。

 

⑨雑所得(業務・その他)の入力

 

 

⑩控除の入力

あとは該当する様々な控除を入力すれば、自動で納税額が計算されます。
最後に個人情報などを入力・確認して、そのまま電子送付して終了です。

⑩控除の入力

 

節税対策

終わりに、FXでの節税方法を簡単に述べておきます。
基本的には課税対象となる課税所得を減らすことが有効な節税対策となります。
課税所得は、収入から必要経費(給与所得者の場合は一律55万円の給与所得控除)と所得控除を差し引いたものになりますので、必要経費を漏れなく計上することや所得控除の恩恵を受けることが大切です。

課税所得(個人事業主など)課税所得(給与所得者)

 

FXの場合、必要経費として認められるものには限りがあると思いますが、一般的にはFXトレードで利用するPCやスマホ代、インターネットの通信費、家賃(按分)、FXに関する書籍代やセミナーの受講料・交通費・宿泊費などが挙げられます。
利益が出た年にはPCやスマホを買い換えるなどして所得を圧縮すると節税につながります。

次に主な所得控除を列挙します。

社会保険料控除
公的な健康保険や年金など支払った保険料や掛け金を全額所得控除できる。
これには国民年金基金、厚生年金基金、付加年金も含まれるため、資金に余裕のある人はこれらに加入し、支払った掛け金や保険料を全額控除すれば、かなりお得に節税することができます。

小規模企業共済等掛金控除
小規模企業共済、個人型確定拠出年金(iDeCo)などに支払った掛け金を全額所得控除できる。
こちらも社会保険料控除と同様で、かなりお得に節税することができます。

生命保険料控除
民間の保険会社では生命保険や医療保険、個人年金などに支払った保険料や掛け金を上限12万円まで所得控除できる。

地震保険料控除
地震保険は上限5万円まで所得控除できる。

寄附金控除
ふるさと納税でお馴染みです。
寄付金合計から2,000円を差し引いた額を所得控除できる。
特定の団体への寄付では税額控除もできる。

医療費控除
実際に支払った医療費から10万円または年間所得金額の5%のうち、いずれか少ない金額を差し引いた額を所得控除できる。

その他、国内FXでは損失の繰越控除が翌年以降3年間受けられます。
一方で、海外FXでは損失の繰越控除は認められていません。
しかしながら、雑所得同士では損益通算ができますので、これを利用すれば節税に繋がります。
例えば、海外FXで利益が出た場合、ビットコインなどの仮想通貨取引で損失が発生していれば、損益通算して課税所得を減らすことができます。
また昨年には税務署員が車の転売の副業で約2億円稼いだというニュースがありましたが、利益の出た年に大きな仕入れをし翌年に販売するといったことも有効と思われます。
この場合は翌年に副業で大きな利益が出てしまいますので、申告分離課税である国内FXを利用するなどして使い分けすると良いかもしれません。

ま、兎にも角にもFXで利益を上げないと意味ないんですけどね。(笑)

 

ちなみに、管理人ペッパーは税・法律の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
不確かなところもありますので、必ず管轄の税務署に相談して下さいね!
ฅ(=^・^=)

 

 

Posted by ペッパー