米国CPIで比重の大きい住居費をシミュレーションし、今後のインフレの推移を予想!
米国CPI(消費者物価指数)に於けるシェルター(住居費)の構成比は、現在総合CPIで36.143%、コアCPIで45.418%となっており、かなり大きなウェイトを占めています。
そして、その住居費の前年同月比が未だ5%台で推移しているため、米国のインフレ率はなかなか下がっていかない状況が続いています。
一方で、住居費の前月比はと言いますと今年に入ってから、+0.63%(1月)→ +0.43%(2月)→ +0.42%(3月)→ +0.38%(4月)→ +0.40%(5月)と下落傾向となっており、概ね+0.4%前後で推移しています。
そこで、今後の米国のインフレ率の推移を予想するために、住居費のシミュレーションをしてみることにします。
上記の通り、5月までは住居費のデータは発表されてますので、6月以降は前月比がずっと+0.4%、或いは+0.5%で推移すると仮定し、その場合の前年同月比のグラフを描いてみます。
【米国CPI(住居費)[前年同月比]のシミュレーション】![【米国CPI(住居費)[前年同月比]のシミュレーション】](https://fx-osusume.pepper.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/06/column258.webp)
先行指標の住宅価格も落ち着いてきてますので、住居費も恐らく+0.5%よりは+0.4%のラインに近い形で推移するのではないかなという気がします。
ただ、12日(水)に発表のあったMBA住宅ローン申請件数では、30年固定住宅ローン金利が7.07%から7.02%に下がったところで増加しており、住宅需要の強さは未だ健在で、住宅ローン金利次第では+0.5%のラインに近付くことも考えられます。
というわけで、グラフの通り今後住居費の前月比が+0.4%前後で推移すれば、米国CPIも緩やかに低下していくのではないでしょうかね。
逆に、+0.5%前後ならば、5月で底打ちとなり6月以降緩やかに上昇していくケースもあり得そうです。
また、可能性としてもソコソコあると思いますが、+0.4%を下回る水準ならば、シミュレーションでガクッと落ちている9月、或いは25年1月あたりにはコアCPIなら2%台、コアPCEデフレーター(個人消費支出価格指数)なら2%近くまで落ちているかもしれませんね。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
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