米国経済指標悪化でドル円は新年早々下りのターンへ!来週のFX相場予想(2024年12月30日~)
来週のFXドル円相場予想
予想レンジ:155.0 ー 159.0円
週間では「下落」と予想します。
根拠としては2つ。
1つ目は、米国経済指標は全体的に悪化と予想。(ドル安円高要因
)
来週発表予定の米国経済指標は、12月分ではISM製造業景気指数、製造業PMI(購買管理者景気指数)確報値、シカゴ購買部協会景気指数、11月分では中古住宅販売成約指数、建設支出、10月分ではS&P/ケース・シラー住宅価格指数、週次の新規失業保険申請件数などがあります。
まず、ISM製造業景気指数ですが、その先行指標となる製造業PMI速報値は市場予想を下回る結果となっており、特需も落ち着いてきていると思われ、従来の弱い製造業という構図に戻ってきているという気がします。
前日には製造業PMI確報値の結果が発表されますので要注目となります。
前週の新規失業保険申請件数では市場予想を下振れましたが、継続申請件数では大台の190万件を超えて上昇傾向となっており、やはり雇用環境は緩やかながらも悪化していっていると思われます。
低水準の新規失業保険申請件数は受給資格のない人が少なからずいるという分析もあるようです。
その他、住宅関連指標もローン金利の高騰などにより低調な結果が出るのではないでしょうかね。
よって、米国経済指標は全体的に悪化傾向と思われ、ドル円は下落しやすいと予想します。
2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、先週ボリンジャーバンドの+2σをオーバーシュートして上昇した後は大きく反落しましたが、再び上昇に転じています。
RSIは68.7まで上昇しましたが、買われ過ぎの水準である70までは達しておらず、若干の上値余地はありそうです。
ただ、来週以降はMACDなどのデッドクロス形成に向けて、チャートを見る限り年末よりも年明け早々に下りのターンへ入っていくと予想します。
他方、週足では先週指摘した通り、ボリンジャーバンドの+2σをオーバーシュートするくらい上昇していれば反落する形となっていたと思われますが、先週の高値を更新してきています。
RSIも61.8と日足同様に上値余地はまだありそうです。
ただ、チャートを見る限り日足よりも少し遅れて1月半ば過ぎから下りのターンへ入っていくと思われ、やはり最終的には雲を下抜けし大きく下落すると予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
あとがき
今年も残すところあと2日となりましたが、来年1月にはトランプ新政権が誕生することとなります。
これまで政策の実現性を見極めることになるということを述べてきましたが、先日トランプ次期大統領が強く求めていた債務上限の引き上げを盛り込んだ法案は共和党から38人もの造反議員が出たことで否決されています。
もともと小さな政府を目指していた共和党ですから、財政が拡大・悪化に繋がることには賛成しない議員も出てくるのでしょうね。
来年も確実に債務上限問題で政争が起きることでしょう。
そして大手格付け会社ムーディーズが米国債を格下げすると思われます。
来年は物価や雇用以外にも財政・債務問題がよりクローズアップされる年になるような気がします。
財務長官に内定しているベッセント氏の手腕が試される年にもなりそうですね。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】