米国小売売上高など堅調な経済指標の結果を受けてドル円は大きく上昇!来週のFX外国為替相場予想(2024年1月15日~)
今週のドル円相場は、11日(木)に発表された米国CPI(消費者物価指数)が市場予想を上振れたこと、同時刻に発表された新規失業保険申請件数も好結果だったことで、ドル円は146.41円まで大きく上昇しました。
しかしながら、翌12日(金)には米国PPI(生産者物価指数)が市場予想を下振れたことで今度は144.34円まで大きく下落し、結局週間では行って来いとなり、僅か0.3円ほど上昇の144.87円でクローズしました。
今週もほぼ予想通りの展開でしたが、テクニカル的にも売り圧力の強いところでしたので、PPI悪化により週末は大きく下げましたね。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):144.0 ー 147.5円
来週のドル円は週間で「大きく上昇」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国小売売上高は堅調と予想。(ドル高円安要因
)
17日(水)に12月分の米国小売売上高が発表されます。
前回11月分では、学生ローンの返済再開で個人消費の低迷が囁かれていましたが、蓋を開けてみれば市場予想を上回る好結果を叩き出しています。
また、昨年2023年の年末商戦は前年に比べて伸びが鈍化傾向だったようですが、それでもネット通販を中心に好調な売上を記録している感じです。
したがって、今回12月分も堅調な結果が出ると思われ、ドル円は上昇すると予想します。
その他の米国経済指標でも1月分のニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数、NAHB住宅市場指数、12月分の住宅着工件数、中古住宅販売戸数、鉱工業生産やベージュブックなども底堅く改善傾向を示すと予想します。
2つ目は、FOMCメンバーのややタカ派寄りの発言が飛び出すと予想。(ドル高円安要因
)
来週は、16日(火)にウォラーFRB理事、17日(水)にニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、18日(木)にアトランタ連銀ボスティック総裁、19日(金)にサンフランシスコ連銀デイリー総裁の講演など発言機会があります。
ウォラーFRB理事は、前回「政策金利がしばらく据え置かれればインフレはさらに低下する可能性」と長期据え置きを支持していました。
そして今週やや強めのCPIの結果が出たことで、さすがに利下げを示唆するようなハト派寄りの発言はしないと思われます。
他の連銀総裁も同様な見解と思われ、市場が織り込む「早期かつ大幅な利下げ」とは距離があり、ドル円は上昇しやすいと予想します。
3つ目は、テクニカル分析では上昇と予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、145.9円付近にあるボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、頭を抑えられている形となっています。
また、来週には一目均衡表の雲も同じような位置まで垂れ下がってくるため、上値の重い展開になると思われます。
雲の攻防で上抜けるか、叩き落とされるかといった感じでしょうかね!?
他方、週足では147.1円付近にあるボリンジャーバンドのミッドバンドがレジスタンスとして働きそうで、こちらも上値の重い展開が続きそうですが、やがてこのラインを突破してくると予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
今週は注目の米国CPIの発表があり、筆者の予想通り市場予想を上振れるやや強い内容となりましたね。
詳細はまた後日コラムで述べたいと思います。
また、紅海で民間船舶への攻撃を行っていたイエメン親イラン武装組織フーシ派の拠点を米英軍が空爆したことにより、中東情勢が少しきな臭くなってきました。
原油価格もやや上昇気味で物価上昇圧力となりそうです。
来週も多くの経済指標の発表が予定されており、改善傾向を示しているのか要注目の一週間ですね。
日本のCPIも注視かな!?
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】