日銀関連イベントでドル円は大きく上昇!来週のFX外国為替相場予想(2023年12月25日~)

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、先週指摘した通り、19日(火)の日銀金融政策決定会合の結果発表ではマイナス金利解除となる金融政策の変更がなかったことで、週明け142.04円でスタートしたドル円はこの日144.94円まで急上昇する流れとなりました。
しかしながら、145円の大台乗せに失敗すると徐々に売られ、21日(木)の米国第3四半期GDP確報値などの経済指標が低調だったことでドル円は大きく売られることとなり、翌日の東京市場朝方には141.86円まで下落することとなりました。
そして、週末22日(金)には注目の米国PCE(個人消費支出)価格指数の発表となるわけですが、結果は総合・コアともに市場予想を下振れました。
ただ下押しは限定的となり、同時刻に発表のあった耐久財受注や、その1時間半後に発表のあったミシガン大学消費者信頼感指数確報値などの結果が強かったことでドル円は買い戻され、結局この日は陽線引け、週間でも上髭は長いものの陽線で終えました。

さて、米国PCEが筆者の想定を超える下落でした。
CPI(消費者物価指数)の住居費が前月比0.45%上昇しているにも拘わらず、PCEコア前月比では0.15%(10月) → 0.06%への低下です。
PCE住居費の計算式が相当違うのか、或いは構成比がかなり違うのか、もしくはその両方か、という気がします。
以前より、PCEはCPIよりも住居費の構成比が低く医療費の構成比は高いということは知っていましたが、その割合まではわかっていなかったので、ちょっと調べる必要があるかもしれませんね。

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):142.0 ー 145.0円

来週のドル円は週間で「大きく上昇」と予想します。
根拠としては3つ。

 

1つ目は、植田日銀総裁講演、日銀主な意見で金融緩和の継続が改めて示唆されると予想。(ドル高円安要因 上昇

25日(月)に、日本経済団体連合会審議員会で植田日銀総裁の講演が予定されています。
先日の金融政策決定会合での植田総裁のコメントを聞く限り、マイナス金利解除には時期尚早だという気持ちがあると思われ、ましてや経団連を前に経済の腰を折るような講演はするはずもなく、改めて金融緩和継続の姿勢が述べられると予想します。

そして翌日26日(火)には、日銀「基調的なインフレ率を補足するための指標」を公表します。
「加重中央値」、「刈込平均値」、「最頻値」が発表され、今週末22日(金)に発表のあった全国消費者物価指数と同様にインフレ率鈍化を示すと予想します。

さらに27日(水)には、今月開催された日銀金融政策決定会合の主な意見が公表されます。
一部の委員からはマイナス金利解除に向けたタカ派発言が出る可能性もありそうですが、全体的に金融緩和継続の方針で話が進んでいると予想します。

週初から3連チャンで日銀関連のイベントがあり、欧米ではクリスマス休暇で閑散相場となりそうですが、やはり円安に振れやすいと予想します。

 

2つ目は、米国経済指標は概ね好調と予想(ドル高円安要因 上昇

来週は、10月分のS&P/ ケース・シラー住宅価格指数(20都市)、FHFA住宅価格指数、 11月分の中古住宅販売仮契約など住宅関連指標や12月分のシカゴ購買部協会景気指数、週間での新規失業保険申請件数などが発表されます。

やはり、12月分の経済指標を中心に、金利低下に伴って改善してきている住宅関連指標、底堅い雇用関連指標は好結果を示すのではないでしょうかね。

 

つ目は、テクニカル分析では上昇と予想(ドル高円安要因 上昇

ドル円日足チャートを見ますと、ボリンジャーバンドの-2σを割り込んだ後、反発局面となり、ミッドバンドに向かって上昇していましたが、145.0円のキリ番がレジスタンス(上値抵抗線)として機能し、上昇を阻まれた形となっています。
また、200日線を挟んだ攻防にもなっています。
チャートを見る限り、さらにもう一段下押しする可能性もありそうですが、やはり再びミッドバンドに向けて上昇し、200日線も超えて、MACDなどのゴールデンクロスに向けて買い上がっていくと予想します。

他方、週足ではボリンジャーバンドの-2σでサポートされた形となっていますが、なかなか反発局面には入っていけてません。
やはり、もう少し深掘りして-2σを割り込んで、キリ番の140.0円や139.57円にある一目均衡表の雲上限の攻防になると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

今年も残り1週間となりました。
日銀関連のイベント、米国の経済指標、入札もあることから、最終週も意外と心停止状態にならず動意付くかもしれませんね。

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】

 

Posted by ペッパー