5月に底打ちし再び3%へ!米国コアPCEデフレーター(個人消費支出価格指数)シミュレーション
まずは、昨年10月10日に米国CPI(消費者物価指数)のシミュレーション(上図)を当ブログで行っていますので、実際のCPIのグラフ(下図)と見比べてみます。


シミュレーションでは9~10月は下落、11~12月は上昇、1~2月は下落となっていましたが、実際のCPIは9~11月は下落、12月は上昇、1月は下落、2月は上昇となっており、シミュレーションと違って下落は11月まで続き、直近の2月では上昇に転じています。
先月発表のあった最新の2月分の米国CPI前年同月比は+3.17%でした。
シミュレーションでは+3.37%でしたので、若干シミュレーションよりもインフレ率は低くなっています。
これはシミュレーション後に原油価格が12月13日に1バレル67.7ドルをつけるほど急落したことと、米国債の利回りが11月1日のFOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB議長の会見で急落するまで高水準で推移していたことが主な要因だと考えられます。
当初より昨年6月でCPIは底打ちするとしていた筆者の予想も破られそうになりましたが、結局底割れすることなくこのまま上昇し、今年の7月には+3.7%、景気後退に陥らなければ年末12月に+4.0%前後まで上昇すると予想します。
それでは本題のFRB(米連邦準備理事会)がインフレターゲットの対象にしている米国コアPCEデフレーター(個人消費支出価格指数)のシミュレーションをしてみたいと思います。
最初に、Inflation Nowcasting の今後2か月の予測値(3月前月比+0.23%、4月前月比+0.22%)が公表されていますので、これを利用します。
筆者的にはちょっと低めの予想のように感じますが、5月以降も4月と同じ前月比+0.22%がずっと続くと仮定してシミュレーションをしてみます。
【米国コアPCEデフレーターのシミュレーション(前年同月比)】
結果、先日から述べているように、やはり5月に+2.5%辺りで底打ちし、年末12月頃には+3.0%まで上昇してくると予想します。
3月のFOMCでは、2024年のコアPCEの予想を+2.6%へ引き上げましたが、まだまだ上方修正される可能性がありそうです。
そして、専門家や市場では3月からの利下げ予想だったのを6月からの利下げ予想に軌道修正していますが、これもまた修正を余儀なくされるのではないでしょうかね。
ただ、コアPCEデフレーターは毎月変動が小さいので、何かしらボラティリティーの高まる事象が発生しますと、簡単に予想がひっくり返りますのでご注意を!
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
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