米国で「ドル通貨切り下げ・価値下落」の検索数が急上昇していた!ドル指数は最安値の70を目指すか!?

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昨年10月に米国でドル通貨切り下げ・価値下落を意味する「debasement」の検索ワードが急上昇していました。

【 Googleトレンド「debasement」】
【 Googleトレンド「debasement」】

 

関連キーワードでは、そのほとんどが「debasement trade」となっており、米国の投資家はドル通貨切り下げ・価値下落時にどういうトレードをすべきかということを調べていたようです。
10月といえば、米連邦政府機関の一部が閉鎖となり、10日にはトランプ大統領が中国に対して100%の追加関税を発表し米中貿易戦争が再び悪化した時期でしたから、米国内の人の方がより敏感だったのかもしれませんね。

【 Googleトレンド「debasement 関連キーワード」】

【 Googleトレンド「debasement 関連キーワード」】

 

調べてみますと「debasement trade」という言葉は、この時期にCNBCやBloombergのニュースサイトなどでも使われていた言葉で、それらサイトの読者が気になって検索したのかなという感じがします。
そして、「debasement trade」といえば、金や銀などの貴金属、ビットコインなどの仮想通貨となりますが、既に大きく上昇していた金や銀価格は、検索数が急増した10月以降もやはり堅調に推移しています。

【金と銀価格】
【金と銀価格】

 

では、ドルの価値は実際どれほど切り下がっているのかといいますと、先進5カ国(日・米・英・独・仏)でドル高是正のため為替市場で協調介入した、いわばプラザ合意のあった1985年にドル指数は164.72の最高値を付けていましたが、その後プラザ合意の履行とともにドルの下落は止まらなくなり、ITバブル期の2001年には121.02まで回復しましたがこれが二番天井となって反落し、リーマンショック期の2008年には70.70の最安値を付け、この間に57%下落とドルの価値は半分以下となってしまいました。
それ以降は緩やかな上昇が続き、コロナ禍の2022年には114.78まで反発し、現在は99前後で横ばいとなっています。

【 ドル指数(月足)】
【 ドルインデックス(月足)】

 

ドル円チャートしかほぼ見ないという人も多いかと思いますが、ドル指数チャートを見る限り、週足も月足も一目均衡表の雲を下抜けており、ボリンジャーバンドの-2σに達してからも反発は弱く、地合いの弱さが続きそうな感じです。
直近安値の90レベルで止まるか、或いは更に底割れして最安値の70付近を目指す流れになるのかという気がしますね。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

Posted by ペッパー