FOMCメンバーのタカ派発言でドル円は上昇!来週のFX外国為替相場予想(2023年9月25日~)

来週のFX相場予想

今週のドル円相場は、20日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)では年内あともう一回の追加利上げ、そして来年の利下げ幅縮小を示唆し、他方22日(金)の日銀金融政策決定会合では当面金融緩和維持が示されたことで、今週も年初来高値を更新し148.45円まで上昇しました。
政府・日銀の介入を警戒しながら、匍匐前進のごとく一歩一歩ドル円は上昇している感じですね(笑)

 

それでは来週の週間予想ですが、

予想レンジ(ドル円):147.5 ー 149.5円

来週のドル円は週間で「やや上昇」と予想します。
根拠としては4つ。

 

1つ目は、米国PCEは市場予想とほぼ一致と予想。

週末29日(金)に、8月分の米国PCE(個人消費支出)価格指数が発表されます。
毎月恒例ですが、Inflation Nowcastingを見てみますと、米国PCEの予測値は市場予想とほぼ一致しています。
コアPCEが小数第二位の四捨五入の関係でどうなるかという感じですが、若干上振れる可能性もありそうです。

また、筆者が独自に計算した「前月比に応じた前年同月比の予測値」も、コアPCEで前月比0.3%が出るようですと前年同月比は四捨五入で4.0%となり、やはり市場予想を上振れそうです。

したがって、コアPCEで上振れる可能性はあるものの、恐らく市場予想通りの結果となり、ドル円の値動きは限定的になると予想します。

 

  総合PCE (%) コアPCE (%)
前月比 前年同月比 前月比 前年同月比
市場予想 0.5(0.4) 3.5(3.6) 0.2 3.9
Inflation Nowcasting 0.51 3.53 0.27 上昇 3.95 上昇
筆者予想 0.4 3.42 0.2 3.87
0.5 3.52 0.3 3.98

 

2つ目は、FOMCメンバーのタカ派発言が多く出ると予想(ドル高円安要因 上昇

先週開催された9月のFOMCでは、年内もう1回の利上げを予想するタカ派が12人、据え置きを予想するハト派が7人と、利上げを示唆するドットプロットが公表されました。
そして来週は、FOMCメンバーの講演など発言機会が数多くあります。
したがって、タカ派発言も多く飛び出すと考えられ、ドル円は上昇傾向になると予想します。

また、植田日銀総裁の講演や金融政策決定会合の議事録公表も予定されており、やはりドル高円安の流れとなりそうです。

 

3つ目は、米国経済指標はやや好調と予想。(ドル高円安要因 上昇

今月発表のあった8月分の米国雇用統計やISM製造業・非製造業景気指数など米国の経済指標は概ね好調でした。
来週も8月分では住宅関連指標や耐久財受注、GDP確定値(Q2)などの経済指標が発表されますが引き続き底堅いと予想します。
一方、9月分の消費者信頼感指数やミシガン大学消費者信頼感指数などではやや陰りが見えてくると予想します。
よって、マチマチながらも全体的にはドル円もやや上昇基調になると予想します。

 

4つ目は、テクニカル分析では上昇と予想(ドル高円安要因 上昇

ドル円日足チャートを見ますと、下値はボリンジャーバンドのミッドバンドでサポートされ、上値は+2σで頭を抑えられながらも、この2つのバンドの間で緩やかに上昇しています。
今週にもMACDなどで一気にゴールデンクロスして一時的に大きく上昇すると予想していましたが、1週間遅れで来週この事象が起きると予想します。

他方、週足も上りのターンが続いている感じで、先々週から指摘している通り、あとまだ2週間くらいは上げ基調だと思われます。
ショート勢(売り方)が頑張りすぎているせいで、逆に下がらない感じですね。
このままだと2週間以内には昨年の高値151.9円付近、或いは高値を更新するかもしれません。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

来週は、11月、及び12月のFOMCに向けてFOMCメンバーの発言に注視ですね。
個人的には高金利下での米国の住宅関連指標に注目しています。
住宅価格は前年同月比でもプラスとなりそうです…
景気悪化しても急激にはインフレ率は下がらないかもしれませんね。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】
FOMCメンバーのタカ派発言でドル円は上昇!来週のFX外国為替相場予想(2023年9月25日~)

 

Posted by ペッパー