来週のFX外国為替相場予想(2023年8月7日~ ドル円)米国CPIで大きく上昇
今週のドル円相場は、予想通りボリンジャーバンドのミッドバンドを抜け、+2σを目指す展開となり、144円手前の143.88円まで上昇しました。
しかしながら、+2σのレジスタンスで頭を叩かれる形となり反落し、週末4日(金)の米国雇用統計でミスリードだとは思いますが、非農業部門雇用者数の減少によりドル円は急落することとなり、週間高値から2円強安い141.68円の安値引けとなりました。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):141.0円 ー 145.5円
来週のドル円は週間で「大きく上昇」すると予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国CPIの上振れを予想。(ドル高円安要因)
10日(木)には、注目の7月分の米国CPI(消費者物価指数)が発表されます。
毎月恒例ですが、Inflation Nowcastingを見てみますと、米国CPIの予測値は市場予想と少し乖離が見られ、高めとなっています。
また、筆者が独自に計算した「前月比に応じた前年同月比の予測値」も、前月比で0.3%が出るようですと、前年同月比で市場予想を上振れそうです。
さらに、前回のCPI前年同月比も、総合で3.0%→3.1%、コアで4.8%→4.9%へ上方修正されると予想します。
したがって、CPI結果発表時ドル円は急上昇すると予想します。
| 総合CPI (%) | コアCPI (%) | |||
|---|---|---|---|---|
| 前月比 | 前年同月比 | 前月比 | 前年同月比 | |
| 市場予想 | 0.2(0.3) | 3.3 | 0.2 | 4.7(4.8) |
| Inflation Nowcasting | 0.41 |
3.42 |
0.40 |
4.92 |
| 筆者予想 | 0.2 | 3.33 | 0.2 | 4.75 |
| 0.3 | 3.44 |
0.3 | 4.85 |
|
2つ目は、米国債利回りの上昇を予想。(ドル高円安要因)
日銀によるYCCの修正、格付け会社フィッチの米国債格下げと、米国債利回りが大きく上昇する事象が立て続けにあり、10年物や30年物米国債の利回りは4%台まで上昇してきました。
あらためて、米国債発行急増による需給悪化への懸念が注目されるようになってきています。
そんな中、来週には発行規模を拡大した米国債の入札があります。
週末4日(金)の米国雇用統計で利回りは下落しており、逆に上昇余地ができたことで、入札に向けて、或いは入札の結果を受けて米国債は売られやすい環境にあると思われます。
ドル円も利回りに連動する形で上昇すると予想します。
3つ目は、テクニカル分析では大きく上昇すると予想。(ドル高円安要因)
ドル円日足チャートを見ますと、ボリンジャーバンドのミッドバンドを抜け、+2σで反転した形となっています。
しかしながら、上げが十分でないと思われ、このままMACDなどでデッドクロスして下りのターンへと入っていく流れにはならずに、2週間前より指摘している通り、8月中旬、恐らく来週いっぱいまでは上りのターンが続くと予想します。
他方、週足も前回までの予想を踏襲し、直近高値145.06円を目指す流れになると予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
米国CPI(前年同月比)は、ブログ開設当初から予想していた通り7月から再び上昇し始めることになりそうです。
これを受けて、市場とFRBがどのように反応するのか裏の裏を読む力が試されそうですね。
来週はタカ派のボウマンFRB理事とハト派のハーカーフィラデルフィア連銀総裁の発言機会がありますので要注目です。
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】
