電力インフラ攻撃でイランはチェックメイト!?ドル円は下落!来週のFX相場予想(2026年3月23日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:157.0 ー 160.0円

 

週間では「下落」と予想します。

根拠としては2つ。

 

1つ目は、米国経済指標は全体的に悪化と予想。(ドル安円高要因 下降

来週発表予定の米国経済指標は、3月分では製造業・サービス業PMI(購買管理者景気指数)速報値、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、2月分では輸出入物価指数、1月分では建設支出、週次ではADP雇用者数変化、新規失業保険申請件数などがあります。

まずは3月分製造業・サービス業PMI速報値ですが、市場予想は製造業が51.0(前月:51.6)、サービス業が51.5(前月:51.7)と、ともに低下する見込みとなっています。
先行指標として既に発表のあったニューヨーク連銀製造業景気指数は-0.20(市場予想:4.00、前月:7.10)とマイナス圏へ下振れ、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は18.1(市場予想:8.3、前月:16.3)と大きく上振れ、マチマチな結果となっていました。
後者はロッキードなど軍需産業が密集している地域ですので、中東情勢での特需が強かった感じですね。
というわけで、製造業で特需の恩恵を受ける地域は限られており、やはり全体としては中東情勢の影響でエネルギーや原材料価格が高騰してますので、悪化してるのではないでしょうか。
サービス業も同様にエネルギー価格などの上昇や雇用の悪化、株価の下落により、裁量的な支出は控えられ悪化してる気がします。

3月分ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は、速報値が55.5(市場予想:55.0、前月:56.6)と市場予想は上振れましたが、これはイラン戦争が開始される前の調査期間の方が長かったためと思われ、確報値では相応に下方修正されると推測されます。

週次の雇用関連指標も、インディードの求人数を見てみますと、2月末を天井に3月は右肩下がりの減少となっていますので悪化しているのではないでしょうかね。

 

よって、米国経済指標は全体的に悪化していると思われ、指標発表時ドル円は下落しやすいと予想します。

 

 

2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円は160円の大台を前に上の重い展開が続き、木曜には157.5円まで急落する場面もありましたが、ちょうど157.5円付近に位置していたボリンジャーバンドのミッドバンドがサポートとなり、週末金曜には159.38円まで急反発しました。
最終的にはやや下落したものの159.20円でクローズしました。
来週は、158円台に上昇してくるボリンジャーバンドのミッドバンドの攻防から下抜けていく展開を予想します。

他方で、週足では156.5円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドを目指す流れになると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

【ドル円日足チャート未来予想図】 
電力インフラ攻撃でイランはチェックメイト!?ドル円は下落!来週のFX相場予想(2026年3月23日~)

 

あとがき

トランプ大統領は今朝8:44に自身のSNSに「イランが今この瞬間から48時間以内に脅威を与えることなくホルムズ海峡を完全に開放しない場合、アメリカ合衆国はイランの様々な発電所を攻撃し破壊するだろう。まずは最大の発電所から攻撃を開始する!」と投稿しました。
そして、欧州を中心とした22か国が海上交通の要衝ホルムズ海峡を封鎖したイランを非難し、安全な航行確保のための取り組みに貢献すると表明しました。
今週は、米国の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」の艦内洗濯室で発生した火災が思いのほか被害は甚大で、ギリシャのクレタ島にある米軍基地へ修理に向かうという戦線離脱を強いられました。
代役として中東地域に追加派遣された強襲揚陸艦「トリポリ」や、原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」の到着を待って、48時間後の軍事作戦が決行されると予想されます。
週明けの金融市場は戦争激化への懸念、或いは逆に早期決着への期待が交錯する相場になると思われますが、週末のサンデー価格では原油価格は99ドル台とやや上昇し、ビットコインは逆に68,000ドル台へと大きく下落する一方、ドル円はニューヨーク終値とほぼ変わらない159.3円前後で推移しています。
ただ、原油輸出の要所カーグ島を抑えられ、電力インフラを攻撃されれば、イランは資金源と電気を喪失することとなり、もはやチェックメイトと言わざるを得ず、あとは時間の問題という感じがします。
ゴールが見えてくれば投機的に上値追いも限られ、戦争相場疲れもあり、やがて経済金融相場に戻ってくるのではないでしょうかね。
市場では次回4月のFOMCでの利上げを幾分織り込みましたが、これはまずないと思いますし、逆にウォーシュ体制ではむしろ利下げを実施すると思われ、市場の織り込みの急転換によりドル円も急落する流れになると、あまのじゃくの筆者は予想しておきます。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

Posted by ペッパー