FX用語集
| あ | アービトラージ EA ECN イールド・カーブ・コントロール(YCC) Inflation Nowcasting NDD取引 FRS FRB FX FOMC LP |
| か | 逆イールド コモディティ |
| さ | GDP Now 証拠金 スキャルピング スプレッド ゼロカット・システム |
| た | DD取引 |
| な | |
| は | ハイ・レバレッジ FedWatch Tool プラットフォーム フル・レバレッジ |
| ま | マージンコール ミラートレード |
| や | |
| ら | レバレッジ ロスカット |
| わ |
アービトラージ
アービトラージ(Arbitrage)とは、同一商品に於いて一時的な価格差や金利差が生じた際に、割安な方を買い、割高な方を売って両者のサヤを抜き利益を上げようとする取引手法。サヤ取り、裁定取引。
わかりやすい例では、株の現物と先物の価格に差がある場合に、株価がお互いに擦り寄っていくことを想定し、安い方を買い高い方を売るトレード。
FX取引では、業者間アービトラージやスワップアービトラージなどがあります。
①業者間アービトラージ
為替レートの配信に時間差がある業者間でトレード。価格の変動が激しい時などに配信の早い方を未来チャートとして参考にし遅い方で実際にトレード。ごく僅かな時間差のため手動では難しいので自動売買ソフトが使われる。
②スワップアービトラージ
スワップ金利(ポイント)の設定は業者によって大きく異なるので、異なる業者間で同一通貨ペアの買い(ロング)ポジションと売り(ショート)ポジションを両建てした時にプラスとなる場合に行うトレード。
(例)A社で買いポジション、B社で売りポジションを取れば、スワップ金利の差+0.05分が利益となる。
| スワップ金利 | ||
|---|---|---|
| 買い | 売り | |
| A社 | 0.20 | -0.25 |
| B社 | 0.10 | -0.15 |
③ボーナスアービトラージ
新規口座開設ボーナスや入金ボーナスのプレゼントを行っている異なる業者間で両建てをするトレード。ボーナスで証拠金が増えた分利益も大きくなる。
EA
EAとは、「Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)」の略でMT4やMT5などの取引プラットフォームで自動売買をするためのプログラムのことです。
ECN
ECNとは、「Electronic Communications Network(エレクトリック・コミュニケーションズ・ネットワーク)」の略で、電子取引所のこと。ECN口座ではインターバンク市場ではなくインターネット上のこの取引所にてトレーダ同士のオーダーで売買ができる。このためスプレッドはなく別途手数料を取る形となる。
イールド・カーブ・コントロール(YCC)
イールド・カーブ・コントロール(yield curve control:YCC)とは、日銀が国債の利回り曲線を制御するために取り入れた金融政策の1つ。 政策金利はこの曲線の起点部分の短期債をターゲットにしているのに対し、YCCでは10年物の長期債をターゲットにし国債の売買によって設定した利回り水準に収まるようコントロールしている。イールドとは利回りのこと。

Inflation Nowcasting
Inflation Nowcasting(インフレーション・ナウキャスティング)とは、米国クリーブランド連銀が算出・公表している「消費者物価指数(CPI)」と「個人消費支出価格指数(PCE)」の2つの物価指数の予測値のこと。Nowcastingは、"now"と “forecasting"の2つの言葉を組み合わせた造語です。
NDD取引
NDD取引とは、「None Dealing Desk」の略で、トレーダーからの注文を仲介業者を挟まずに直接インターバンク市場へ流して取引を行う取引形態のこと。したがってある程度値動きが激しい相場でも滑ることなくオーダー通りの価格で即座に約定する。ただ本当にそのままオーダーを流してしまえば全く儲からないのでFX業者はこれに手数料やスプレッドを上乗せする形で利益を出している。海外FX業者は主にこのNDD方式を採用している。(⇔ DD取引)
FRS
FRSとは、「Federal Reserve System(米連邦準備制度)」の略で、Fed(フェド)とも言われ、米国中央銀行の制度のことをいい、銀行そのものを指しているわけではない。
FRB(米連邦準備理事会)、12地区の連邦準備銀行(地区連銀)、FRS加盟銀行、FOMC(米連邦公開市場委員会)、FAC(米連邦諮問委員会)によって構成されています。

FRB
FRBとは、「Federal Reserve Board(米連邦準備理事会)」の略で、FRS(米連邦準備制度)の中で中心的な役割を担っています。
FRBは7名の理事から構成され、理事の中から1名の議長、2名の副議長(金融政策担当、銀行監督担当)が任命されます。
FRBは物価の安定と雇用の最大化を二大責務とし、米国の金融政策の舵取りを行っています。
また、FRBは、「Federal Reserve Bank (連邦準備銀行) 」の略でもあります。
米国は日本と違って独立性の強い「州」というものがあり、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、クリーブランド、リッチモンド、アトランタ、シカゴ、セントルイス、ミネアポリス、カンザスシティ、ダラス、サンフランシスコの12地区に連邦準備銀行 (地区連銀) が存在し、それぞれ日本の中央銀行のような役割を果たしています。
そして、この12地区の連邦準備銀行を総括しているのがFRB(米連邦準備理事会)です。
FX
FXとは、簡単に一言でいうと「お得な外貨預金」ということができます。名称は英語の『Foreign Exchange(外国為替)』を略したもので、日本語では外国為替証拠金取引と呼ばれています。
例えば、1ドル100円の時に10,000円をドルに両替すれば100ドルになります。(手数料等は考慮せず)
→ 
両替後、1ドル101円になった時に100ドルを円に両替すると、10,100円になります。(手数料等は考慮せず)
→ 

100円儲かりましたが、これだと利益が小さすぎるということで、「1万円預けてくれたら1,000万円でも2,000万円でもお貸ししますよー、そうすれば利益も1,000倍、2,000倍になりますよー」っていうのが証拠金取引です。
そして、外貨預金には預金利息が付くようにFXにも同じような利息(スワップ金利)が毎日付き、これもまた1,000倍、2,000倍になります!
このように少ない資金で大きな投資ができることをレバレッジ効果といいます。
→ 
FX業者はなぜこういったことができるのかというと、例えば、100万円を借りて10,000ドルへ両替した後、1ドルが99円になると、10,000ドルの円換算は99万円となり、1万円の含み損が発生します。(手数料等は考慮せず)
これ以上含み損が増えるとFX業者は預かっている証拠金1万円だけでは損失を相殺できなくなる恐れがあるので、顧客に早めに証拠金を追加してもらうか(追証)、あるいは取引を強制決済させて(ロスカット・システム)、目減りした99万円+証拠金1万円の合計100万円を受け取り、FX業者は損しないようになっているからです。
さらに、外貨預金と比べてお得な点は手数料の圧倒的な安さにあります。
通常、銀行の外貨預金は市場の為替レートに上乗せする形で、1ドルにつき1円程度の手数料を取っていますが、FX取引では0.001円~0.020円程度となっています。
FOMC
FOMCとは、「Federal Open Market Committee(米連邦公開市場委員会)」の略で、FRS(米連邦準備制度)の中で中心的な役割を担っているFRB(米連邦準備理事会)が開く金融政策決定会合のことです。
日本でいうところの「日銀金融政策決定会合」に当たります。
会合は、約6週間ごとに年8回開催され、政策金利(FFレート)やドットチャート(3、6、9、12月)などが公表される。
FRBの理事7名とニューヨーク地区連銀総裁(FOMC副委員長)は常任メンバーで、これに1年毎で入れ替わる地区連銀総裁4名を加えた合計12名が投票権を持つ。
残り7名の地区連銀総裁、ニューヨーク地区連銀副総裁も議論には参加するが投票権はない。
LP
LPとは、「Liquidity Provider(リクイディティ・プロバイダー)」の略で、取引プラットフォームの為替レート配信元のこと。
Dukascopy(デュカスコピー)、Barclays(バークレイズ)、Credit Suisse(クレディスイス)などが有名です。
逆イールド
逆イールドとは、長期国債の利回りが短期国債の利回りよりも低くなる現象のこと。通常、国債の利回りは満期までの期間が長いほど高くなりますが、将来的に景気が悪化して金利が下がってくる(価格は上昇)と予想すると、長期債が買われ利回りが下がってきて逆転現象が起こります。イールドとは利回りのこと。

コモディティ
コモディティ(Commodity)とは、原油、天然ガス、ガソリンなどのエネルギー、金、プラチナ、銅などの貴金属、小麦、トウモロコシ、大豆などの穀物、これらの総称。先物市場で取引されている「商品」のこと。
GDP Now
GDP Now とは、現在測定されている四半期の入手可能な経済データに基づき、米国アトランタ連銀が算出・公表している実質GDP成長率の推定値のこと。
証拠金
証拠金とは、トレードを行う際に担保として預けるお金のこと。預託金。
スキャルピング
スキャルピング(Scalping)とは、秒や分単位のごく短い時間で売買を繰り返すトレード手法のこと。 頭皮を意味する英語のscalpと同じ単語。スキャルピングはサーバーに負担がかかるため、FX業者によっては利用規約で禁止しているところも少なくない。
スプレッド
スプレッド(spread)とは、売値(Bid)と買値(Ask)の差のこと。
ゼロカット・システム
ゼロカット・システム(zero cut system)とは、変動の激しい相場においてはロスカット値を超えて決済されることがあり証拠金以上の損失が発生することがある。この損失額を請求(追証)されることなく、マイナス分をカットしてくれるシステムのこと。
DD取引
DD取引とは、「Dealing Desk」の略で、トレーダーからの注文をインターバンク市場へ流さずにトレーダーとFX業者の間で取引が行われる取引形態のこと(相対取引)。インターバンク市場に流さない注文が損失を被ればFX業者は返金する必要がないのでそのまま利益となる。いわゆるノミ行為と似たような原理である。国内FX業者は主にこのDD方式を採用している。(⇔ NDD取引)
ハイ・レバレッジ(ハイレバ)
ハイ・レバレッジ(high leverage)とは、レバレッジ倍率が大きいこと。高レバレッジ。
FedWatch Tool
FedWatch Tool(フェドウォッチ・ツール)とは、FOMC(米連邦公開市場委員会)で決定される政策金利(FF金利)の予想をFF金利先物市場のデータから織り込み度を計測し、その確率を表示するCMEグループが提供しているツール。
プラットフォーム
プラットフォーム(platform)とは、PCやスマホでトレードを行うための取引ツールのこと。 海外FX業者では汎用タイプのMT4やMT5が主に使われる。
フル・レバレッジ(フルレバ)
フル・レバレッジ(full leverage)とは、FX業者が設定している上限のレバレッジ倍率のこと。
マージンコール
マージンコール(margin call)とは、含み損が膨らんで証拠金がFX業者の定めた証拠金維持率を割り込んだ場合、証拠金の追加、もしくはポジションの決済をして証拠金維持率を基準以上にするよう求められること。ロスカット・アラート。
ミラートレード
ミラートレード(mirror trade)とは、投資の専門家のストラテジー(取引戦略)を鏡映しのように真似をしてトレードする自動売買取引のこと。
レバレッジ
レバレッジ(leverage)とは、「てこの原理」という意味で、FXにおいては少ない資金で大きな投資をするという意味で用いられる。レバレッジ500倍やレバレッジ1,000倍、ハイ・レバレッジなどのように使われる。
ロスカット
ロスカット(loss cut)とは、保有ポジションに含み損が発生してFX業者が定める証拠金維持率を下回った場合、全ての保有ポジションをFX業者が自動的に強制決済すること 。