投機筋のポジション清算でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年12月22日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:155.5 ー 158.0円

 

週間では「下落」と予想します。
根拠としては2つ。

 

1つ目は、米国経済指標はマチマチながらも底堅いと予想。(ドル高円安要因 上昇

来週発表予定の米国経済指標は、12月分では消費者信頼感指数、11月分では鉱工業生産、10月分では耐久財受注、9月分では住宅着工件数、新築住宅販売戸数、週次ではADP雇用者数変化、新規失業保険申請件数、第3四半期GDP速報値などがあります。
その他、2年、5年、7年債と2年変動利付債で合計2,110億ドル分の米国債入札もあります。

まずはGDPですが、市場予想は+3.2%と前期の+3.8%から鈍化する見通しとなっています。
GDPNowの推測値を見てみますと+3.5%となっており、市場予想を上振れる数値となっています。
この推測値は結果発表までアップデートの予定はなく、割りと正確なため、結果も市場予想を上振れるのではないでしょうか。

消費者信頼感指数は、市場予想が91.7と前月の88.7から上昇する見通しとなっています。
前月は市場予想の93.5から大きく下振れていました。
先行指標となるミシガン大学消費者信頼感指数では、52.9と前月の51.0から改善を示していましたが、速報値の53.3からは下方修正され低位での推移となっています。
株価は11月の下落基調から持ち直しており、クレジットカードの利用額も増加してきているため、市場予想付近の結果は出るような気がします。

製造業関連では、今週発表のあった12月分S&P製造業PMIやニューヨーク連銀・フィラデルフィア連銀製造業景気指数など軒並み市場予想を下振れており、11月分雇用統計でも製造業の雇用は減少してましたので、弱い状態が続いていると思われます。

住宅関連指標はFRBが利下げを行っても住宅ローン金利がなかなか下がらない状況となっていますので、あまり改善はみられないのではないでしょうか。

週次の雇用関連指標は、インディードの求人数を見ますと12月は頭打ちとなってやや低下してきているものの年末は人員削減に動く企業も少ないため、ほぼ市場予想通りの結果になるような感じがします。

 

よって、米国経済指標は全体的にマチマチながらも底堅く、指標発表時ドル円はやや上昇しやすいと予想します。

 

 

2つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円は155円台後半に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドを下抜け、154.5円付近に位置していたボリンジャーバンドの-2σをやや下回る154.39円付近まで下落しました。
しかしながら、この-2σがサポートとなって反発し、逆にミッドバンドの攻防から週末金曜には157.2円付近に位置していた+2σまで一気に上昇し、更にこの+2σをオーバーシュートする形で157.76円まで上昇し、ほぼ高値引けとなる157.70円でクローズしました。
来週はMACDなどでゴールデンクロスを形成し、RSIも63.39と買われ過ぎの水準70までは余裕があるため、もう一段上昇し高値圏で推移することも考えられますが、+2σや直近高値の157.88円、158円の大台がレジスタンスとなって上値を抑え、その後大きく下落する流れになると予想します。

他方、週足でも引き続き150.75円に位置する一目均衡表の雲上限や151.8円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドあたりを目指す流れになると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

 

あとがき

今週は米雇用統計やCPIなど米国経済指標の悪化にも拘わらず、それを凌駕する形で円安が進みました。
円売りが下火になっていたところ、16日(火)に2026年度予算案の歳出総額が過去最大の120兆円を超える見通しであることが報道され、投機筋に対して火に油を注いだ感がありましたね。
日銀会合では更に円安が加速しましたが、この円売りは投機筋の仕掛け売りと思われ、12月9日付のレバレッジド・ファンズの建玉を確認しますと、円の売り越しが92,613枚と高水準になっており、今週更に売り越し増となっていると考えられ、近々これらのポジションは清算されドル円は大きく下落すると思われます。

実需では12月第2週の海外投資家による日本国債の買越額は1.4兆円と急増しており、先物主導で売られた日本国債はこの流れに逆行しているのです。
5%以上あったドル円の金利差も今は半減して他の投資先に劣後するようになっており、キャリートレードもほとんどないでしょう。

ということで、週明けから口先介入のギアがもう一段上がりそうですが、実弾を撃つ気があるのか政府・日銀の対応は不明ですので警戒しながらのトレードということになりそうです。
ベッセント米財務長官の利上げ要求にも応えてますし、この円安はファンダメンタルズを反映してるわけではないですので、介入する正当性は認められそうですけどね。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】 
投機筋のポジション清算でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年12月22日~)

Posted by ペッパー