米連邦政府機関閉鎖の長期化でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年11月10日~)

来週のFX相場予想

来週のFXドル円相場予想

予想レンジ:151.0 ー 155.0円

 

週間では「下落」と予想します。
根拠としては2つ。

 

 

つ目は、米連邦政府機関の一部閉鎖はまだ続くと予想。(ドル安円高要因 下降

米連邦政府の新年度予算が決まらないことから、先月10月1日より政府機関の一部閉鎖が始まりました。
航空管制官や保安局職員も無給となったため出勤を控える職員も続出し、航空各社は運航便数の減便を強いられ、欠航や遅延が発生するなど政府機関に留まらず民間企業にも悪影響が波及してきております。
米国経済は政府機関閉鎖の影響で週当たり約150億ドルの損失を被ると試算されており、この第4四半期の実質GDPは年率ベースで1.5%ptほど押し下げられるとの見通しが示されています。

今週末の取引終了間際には争点となっている医療保険制度改革法(オバマケア)の取り扱いに民主党がやや妥協を示したことから、予算案可決を期待し市場ではリスクオフが緩んで米株やドルが買い戻されましたが、共和党はこの民主党案を一蹴しており、なお合意形成には不透明な状況が続いています。

よって、来週以降も米連邦政府機関の一部閉鎖はまだ続くと思われ、リスクオフ相場は継続し、ドル円は下落傾向が続くと予想します。

 

 

2つ目は、米国経済指標は?

来週も米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で多くの経済指標の発表が延期もしくは中止となりそうですので予想は割愛します。

 

3つ目は、テクニカル分析では下落と予想。(ドル安円高要因 下降

ドル円日足チャートを見ますと、今週のドル円は直近高値の154.44円や154円台半ばに位置していたボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、MACDなどでもデッドクロスを形成し、週末金曜には152.80円まで下落する場面も見られました。
ただ、前日の安値152.82円はやや割り込んだものの153円割れ水準がサポートとなって、取引終了間際にはやや反発し153.40円でクローズしました。
来週も引き続きボリンジャーバンドのミッドバンドの攻防から-2σ、一目均衡表の雲を目指して下落する流れになると予想します。

他方、週足では一目均衡表の雲を上抜け大きく上昇しましたが、ボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)として働き、陰線でクローズしました。
来週以降も150.75円に位置する雲上限やちょうど149.0円付近に位置するボリンジャーバンドのミッドバンドあたりを目指す流れになると予想します。

 

したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。

 

 

あとがき

今週は米国企業の決算発表や「世紀の空売り」で有名になったバーリ氏がエヌビディア株などを空売り(プットオプションの購入)してたことが話題になったこと、チャレンジャー人員削減数の大幅増などを受けて、AIバブルに少し調整が入った感じですね。
データセンターなどへ投資した巨額な資金を回収できるだけの収益には届かないといった試算もあり、やはり株価はかなり割高な感じがします。
メタもバランスシートに債務が載らないスキームでデータセンターを設立するようですし、マイクロソフトやオラクルは地元の建設反対運動によって前者は撤回に追い込まれるなど、必ずしも計画通りには進んでいないと思われます。
高金利・高インフレ・高関税と投資するには最悪の環境ですから、恐らくコストも当初の計画よりは膨らんでいくのではないでしょうかね。

さて、来週も米連邦政府機関の一部閉鎖は続きそうな感じで、米国CPI(消費者物価指数)などの発表もないと思われます。
重要指標の発表やイベントなど材料も特にないため、FOMCメンバーの発言や米国債入札、翌週に控えたエヌビディアの決算に向けたAI銘柄の株価動向などに要注目となりそうですが、政府機関閉鎖が解除されるまではドル円も上値の重い展開が続くのではないでしょうかね。
日本側では日銀主な意見や中川日銀審議委員の講演が注目となりそうです。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

 

【ドル円日足チャート未来予想図】 
米連邦政府機関閉鎖の長期化でドル円は下落!来週のFX相場予想(2025年11月10日~)

Posted by ペッパー