材料難でドル円はやや上昇もほぼ横ばい!来週のFX外国為替相場予想(2024年2月19日~)
今週のドル円相場もほぼ予想通りの展開で、米国CPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)、ミシガン大学の期待インフレ率などの物価指標は市場予想を上振れ、151円一歩手前まで上昇しました。
小売売上高も予想通り下振れる結果となりましたが、こちらは持続的なものなのか、あるいは悪天候や前月の反動による一時的なものなのか見極める必要がありそうですね。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):149.5 ー 151.0円
来週のドル円は週間で「やや上昇」と予想します。
根拠としては3つ。
1つ目は、米国製造業・サービス業PMIは市場予想を上振れると予想。(ドル高円安要因
)
22日(木)に2月分の米国製造業・サービス業PMI(購買管理者景気指数)の速報値が発表されます。
市場予想は前月1月分より悪化見込みとなっていますが、2月分のニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀の製造業景気指数は1月分から大幅に改善されており、また1月分のISM製造業・非製造業景気指数も強い結果だったことを踏まえると、今回の2月分PMIも堅調に推移していると予想します。
また、その15分前には新規失業保険申請件数、15分後には中古住宅販売戸数の発表もあり、ともに好調な結果が予想されますが、特に後者では大きな伸びを見せるのではないでしょうか。
2つ目は、FOMC議事録及びFOMCメンバーのタカ派寄りの発言が多く出ると予想。(ドル高円安要因
)
来週はFOMCメンバーによる講演や討論会などのイベントが数多くあり、その発言内容に注目が集まります。
今週発表のあったCPIやPPIなどの物価指標が強かったことから、ハト派寄りの発言が出る可能性は低いと思われますが、市場も次回3月のFOMCや5月FOMCで織り込んでいた利下げ予想を大幅に修正しており、タカ派寄りの発言が出たとしてもそれほど材料視されないと考えられます。
また、21日(水)に公表される前回1月分のFOMC議事録に関しても、恐らく動意付くことはないでしょう。
しかしながら、やはりボディブローのように少しずつ効いてくると思われ、ドル円は底堅く推移すると予想します。
3つ目は、テクニカル分析では横ばいと予想。
ドル円日足チャートを見ますと、先週指摘した通り149.6円付近にあったボリンジャーバンドの+2σや150円のラインを突き抜けた形となりましたが、151円のキリ番で上値を抑えられ、ミッドバンド、そして-2σに向けて下りのターンへ入ろうかという流れになっています。
ただ、148円台後半に上昇してくるミッドバンド付近ではサポートも強いと思われ、今週は膠着状態が続くと予想します。
他方、週足では以前から指摘してきた通り上昇基調になってきています。
多少上下動しながら、先週指摘したように5月中旬くらいまでは買いの強さが続き、ボリンジャーバンドの+2σを目指す流れになると予想します。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
今週は米国の物価指標が強い結果となりましたね。
月末発表予定のPCE(個人消費支出)の結果も強くなりそうです。
それに引き換え、日本のGDPは2四半期連続のマイナス成長となり、まさにテクニカル・リセッションです。(笑)
今年2024年の第一四半期もマイナスとなり、3四半期連続になると予想されています。
そんな中、日銀はマイナス金利解除に向けて地ならしが進んでいます。
解除しようがしまいが実体経済にはあまり影響がないように思いますが、本当に持続的・安定的にインフレは2%になるんでしょうかね?(笑)
そもそも人口が増加していて、ほっといてもインフレになる米国と、人口が減少し少子高齢化が進んでいて、ほっとけばデフレになる日本が同じ2%のインフレ目標を設定すること自体間違っていると思うんですけどね。
むしろ2%にしてはいけない。
2%になるときは何かしら異常事態が起きている。
異常な円安、異常な供給不足、異常な資源高、パンデミック、そして何より異常な金融緩和…。
あまのじゃくの筆者はそう考えております。
ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】