来週のFX外国為替相場予想(2023年8月14日~ ドル円)米国小売売上高で上昇
今週のドル円相場は、先週末の雇用統計の結果を受けて急落した流れが一転し、三苫の1㍉ならぬ145円まであと1㍉と迫る144.999円までほぼ一本調子で上昇する相場となりました。
筆者としても、3週間前から上りのターンが続くことは予想していましたので、市場参加者も同様の目線でいたのかもしれませんね。
それでは来週の週間予想ですが、
予想レンジ(ドル円):144.0円 ー 146.0円
来週のドル円は週間で「やや上昇」すると予想します。
根拠としては4つ。
1つ目は、米国小売売上高の上振れを予想。(ドル高円安要因
)
15日(火)には、7月分の米国小売売上高が発表されます。
ここ数か月インフレは鈍化傾向を示し、消費者信頼感指数やミシガン大学消費者信頼感指数を見る限り、消費者心理はかなり改善されてきているように思われます。
よって、個人消費の底堅さは維持されていると思われ、小売売上高も好結果が期待できると思われます。
2つ目は、住宅関連指標など米国経済指標はやや悪化すると予想。(ドル安円高要因
)
来週は7月分の経済指標はもちろん、ニューヨーク連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数、NAHB住宅市場指数など8月分の速報も発表されます。
米国債利回りが大きく上昇したのは、日銀YCC修正のリーク記事が出た7月下旬からですが、それ以前も金利は高水準で推移しており、住宅関連をはじめ指標全般でやや悪化していると予想します。
3つ目は、FOMC議事録で利上げ織り込み度が上昇すると予想。(ドル高円安要因
)
16日(水)の深夜に7月FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録が公表されます。
7月のFOMCでは利上げを決定しましたが、パウエルFRB議長の会見でのハト派寄りの発言により、市場は年内の追加利上げの可能性を30%程度と見込んでいます。
しかしながら、約1か月前の6月FOMCの時点で、更なる利上げが必要と考えているFOMCメンバーは12人もいたことから、7月のFOMCでもそれなりにタカ派寄りの意見が交わされたと思われます。
したがって、今回のFOMC議事録公表により、市場の年内利上げ織り込み度は上方修正され、米国債利回りの上昇とともにドル円も上昇すると予想します。
4つ目は、テクニカル分析ではやや上昇すると予想。(ドル高円安要因
)
ドル円日足チャートを見ますと、145.0円のキリ番、そしてボリンジャーバンドの+2σがレジスタンス(上値抵抗線)となって、ドル円の上昇を阻んでいる形となっています。
3週間前から指摘しているように、本来なら8月中旬までは上りのターンで、ちょうど来週からは下りのターンへ入っていく綺麗な形をしていたのですが、このショート勢(売り方)の頑張りで逆に十分な上げを作れず、このまま下りのターンへと入っていく流れにはなり難いように思われます。
また、RSIもまだ65と、買われ過ぎの領域には達していませんので、もう少し上がる余地はありそうです。
他方、週足もまさに日足と同じパターンで、下りのターンに入れず上昇しているところです。
予想通り直近高値145.06円を目指す流れとなっており、更にこれを超えていくと思われ、そうなってきますと次の直近高値はこのインフレ相場の高値151.94円となります。
147円付近にあるボリンジャーバンドの+2σあたりがレジスタンスとして機能しそうですが、介入への警戒感もあり、どこで止まるか?といった感じでしょうかね。
したがって、総合的に判断すると来週のFXドル円相場予想は、チャート上のオレンジの矢印のような感じで推移すると予想します。
来週もショート勢が頑張りすぎると、逆に下がらない気がしますね。
むしろ、大きく上げた方が介入警戒感もあり、下りのターンへと入っていきやすいと思われます。
ちょっと難しい相場となりそうです。
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)
【ドル円日足チャート未来予想図】
