6月に史上最大のIPOが予想されるマスク氏のSpaceX、ITバブル崩壊と同様に暴落のキッカケとなる!?

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2026年6月にイーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業「SpaceX」が、推定時価総額1.5兆ドル超、調達額750億ドルという史上最大のIPO(新規公開株式)を実行すると予想されています。
しかしながら、市場の熱狂の裏で多くのアナリストが警鐘を鳴らしています。
この巨大な上場が、2000年の「ITバブル崩壊」を再現する、世界的な株価暴落の引き金になるのではないかという懸念です。

 

史上最大ゆえのリスク

SpaceXのIPOは、サウジアラムコの記録を塗り替え、金融史上最大の規模となります。
しかし、これほどの資金が1つの銘柄に吸い寄せられることは、市場全体の需給バランスを著しく損なうリスクを孕んでいます。
投資家がSpaceX株を購入するための原資を作るため、他の優良株を売却する動きが加速し、市場全体が「息切れ」を起こす可能性があるのです。

 

ITバブル崩壊の既視感

2000年のITバブル崩壊を振り返ると、一つの決定的な要因がありました。
それは「ロックアップ解除による供給過多」です。
当時のネット企業は実態のない期待だけで株価が吊り上がっていましたが、上場から半年後に大株主が株を売ることができるようになる「ロックアップ解除」が集中したことで売りが殺到、買い手が不在となり市場はパニックに陥りました。
今回のSpaceXも状況は酷似しています。

異常な高バリュエーション
売上高に対して極めて高い「株価売上高倍率(PSR)」で評価されている点。

莫大な含み益
創業初期からのベンチャーキャピタル(投資会社)や従業員が数千%の含み益を抱えており、ロックアップ解除と同時に「売却」へ殺到するリスク。

高い金利水準
ITバブル崩壊がFRBの利上げを機に始まったように、現在の高金利環境もSpaceXにとっては逆風となります。

 

6月に史上最大のIPOが予想されるマスク氏のSpaceX、ITバブル崩壊と同様に暴落のキッカケとなる!?

 

 

2026年注目のメガIPO

SpaceXのIPOが過去最大規模と目される一方で、2025年から2026年にかけてはAIやフィンテック分野を中心に、他にも歴史的な大型IPOが控えています。

OpenAI
推定時価総額は8,500億〜1兆ドル。
ChatGPTの普及により、SpaceXと並んで1兆ドル超えでの上場が期待されています。
時期は2026年後半の可能性が報じられています。

Anthropic
推定時価総額は3,000億〜1兆ドル。
OpenAIの最大のライバルとされるAIスタートアップです。
2026年後半の上場が有力視されています。

Databricks
推定時価総額は約1,340億ドル。
データ・AIプラットフォームの巨人。
収益性が高く、2026年内の上場が確実視される銘柄の筆頭です。

Stripe
推定時価総額は1,000億ドル超。
世界最大のオンライン決済インフラ。
長らく上場が待望されており、2026年の最有力候補の一つです。

 

あとがき

SpaceXが6月に上場の火蓋を切れば、後に続くのはOpenAIとAnthropicです。
AIの構築には年間3,000億〜4000億ドル規模の資金が必要とされており、民間キャピタルの限界を超えつつあります。
これらの企業がIPOを急ぐのは、この膨大なコストを市場から調達せざるを得ないという背水の陣の側面も否定できません。
懸念されるのは、これら「3大メガIPO」のタイミングが重なることによる流動性の枯渇です。
合計3兆ドルにも及ぶ新規株式が市場に供給されれば、既存のハイテク株から資金が引き抜かれ、市場全体の調整を招くリスクが指摘されています。
また、上場直後の熱狂が冷め、後に訪れる「ロックアップ解除」のタイミングで史上最大規模の売りが市場に流れ込めば、それはSpaceX一社に留まらず、米株式市場全体を冷え込ませる「ブラック・スワン」となる可能性があります。
ITバブル崩壊時も、過大な期待を受けた企業が次々と上場し、その後のロックアップ解除や業績未達をきっかけにドミノ倒しが始まりました。
まずは、SpaceXが5月下旬頃に米証券取引委員会(SEC)に提出する「目論見書」の中の「ロックアップ解除条件(例:ロックアップ期間は180日間)」に要注目です。

 

ちなみに、管理人ペッパーは経済・金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)

Posted by ペッパー