絶対に売ってはいけない「断固たる措置」で円を!投機筋が円売り後に為替介入でドル円は急落!
4月30日、政府・日銀は外国為替市場で5兆円規模とみられる円買いドル売り介入を実施し、ドル円はこの日の高値160.72円から155.53円まで約5.2円急落することとなりました。
翌1日も157.29円から155.49円まで急落する場面があり、2兆円規模の介入があった可能性もあります。
為替介入に先立ち、片山財務相は「いよいよかねてから申し上げてきた断固たる措置を取るタイミングが近づいている」と述べ、三村財務官も「いよいよ断固たる措置を取る時が近づいている」「これを最後の退避勧告として申し上げる」と警告していました。
【 ドル円(日足)】

直近の為替介入
2024年4〜5月(過去最大規模)
4月29日に5.9兆円、5月1日に3.9兆円。(総額9.8兆円)
4月29日に1ドル160円台を突破した直後から断続的に実施されました。
2024年7月
11日に3.2兆円、12日に2.4兆円。(総額5.5兆円)
3日に161.95円の高値を付けた後、1週間後に再び162円に迫ったところで実施されました。
2022年9〜10月
9月22日に2.8兆円、10月21日に5.6兆円、24日に0.7兆円。(総額9.1兆円)
口先介入の警戒レベル
当局の発言は、市場の緊張度に合わせて段階的に厳しくなっていきます。
1.静観・注視
「為替相場の安定が重要」「緊張感を持って注視している」
2.不快感・懸念
「相場はファンダメンタルズを反映していない」「一方的な動きが見られる」
3.準備の示唆
「あらゆる手段を排除せず、適切な対応をとる」「常に準備はできている」
4.最終警告
「過度な変動には断固たる措置をとる」、レートチェック
CFTC建玉
4月28日時点でのIMM通貨先物市場では「円」は「ドル」に対して、Netで102,059枚の売り越し(先週から7,599枚の円の売り越し増)となっていました。
また、Short(円売り)ポジションだけを見ますと、ドル円161.95円を付けた2024年7月の最大値22.4万枚に肉薄する20.9万枚まで増加していました。
Netで10万枚を超えると「暴落する」と言われており、その中でも市場の主役であるレバレッジ・ファンドが、Netで88,543枚の売り越し(先週から7,965枚の売り越し増)と大幅な円売りに偏っていたため、当局による為替介入によりドル円は約5円もの急落を招いたと思われます。
【IMM通貨先物市場でのドルに対する円ポジションの推移】

出典:OANDA証券
あとがき
「断固たる措置」という言葉やレートチェックは、「実弾投入」の直前準備とみなされます。
過去に為替介入を実施した際も直前にこの表現が使われており、また介入実施後も「断固たる措置をとった」と述べることがあります。
ちょうど2年前の4~5月での介入額は10兆円弱でしたから、まだ残り数兆円規模の介入が実施される可能性もあります。
三村財務官も「大型連休はまだまだ序盤」と述べるなど、更なる介入の可能性を示唆しています。
引き続き警戒は必要でしょうね。
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)