関税導入も財価格は再びデフレへ!3月利下げか!?(2025年12月米国CPI結果詳細)
13日(火)に12月分の米国CPI(消費者物価指数)の発表がありました。
結果は、総合CPIの前月比が+0.3%(市場予想:+0.3%)、前年同月比が+2.7%(市場予想:+2.7%)、コアCPIの前月比が+0.2%(市場予想:+0.3%)、前年同月比が+2.6%(市場予想:+2.7%)となり、コアCPIの前月比と前年同月比が市場予想を下振れました。
【 米国総合CPI・コアCPI(前月比と前年同月比)】
それでは毎月恒例ですが、その米国CPIの中身をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
最初に下表の一番右の列の前年同月比を見てみますと、「ガソリン」の-3.4%が最小で、「公共ガスサービス」の+10.8%が最大となっています。
【 米国CPI(項目別詳細)】
エネルギー
ということで、まずは「エネルギー」の項目です。
前月比は+0.30%(前月:-)となっています。
前年同月比は+2.30%(前月:4.24%)と前月から低下しています。
ガソリンや燃料油などが含まれる「エネルギー商品」の前月比が-0.39%(前月:-)となっています。
電気や公共ガスが含まれる「エネルギーサービス」の前月比では+0.99%(前月:-)となっています。
【 米国CPI(エネルギー)[前年同月比と前月比] 】
今度は上表の右から2列目の前月比に目を向けてみます。
変動の激しい「エネルギー」を除きますと、「中古車とトラック」の-1.1%が最小で、「食べ物」の+0.7%が最大となっています。
中古車・トラック
というわけで、2番目は「中古車・トラック」の項目です。
前月比では-1.11%(前月:+0.29%)と前月からマイナス圏へ大きく低下しています。
前年同月比でも+1.63%(前月:+3.56%)と前月から大きく低下しています。
ちなみに「新車」の前月比も+0.01%(前月:+0.21%)と前月から低下しています。
【米国CPI(中古車・トラック)[前年同月比と前月比] 】
食べ物
3番目は「食べ物」の項目です。
前月比では+0.71%(前月:-)となっています。
前年同月比では+3.07%(前月:+2.65%)と前月から上昇しています。
「自宅での食事」の前月比が+0.72%(前月:-)となっています。
「外食」の前月比では+0.69%(前月:-)となっています。
【 米国CPI(食べ物)[前年同月比と前月比] 】
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シェルター(住居費)
最後が構成比の大きい「シェルター(住居費)」の項目です。
前月比では+0.40%(前月:-)となっています。
前年同月比では+3.17%(前月:+3.04%)と前月から上昇しています。
「住宅の家賃」の前月比が+0.26%(前月:-)、「帰属家賃(持ち家を賃貸物件とみなして換算された想定家賃)」の前月比が+0.31%(前月:-)、「ホテルやモーテルなどの自宅以外の宿泊」の前月比が+2.91%(前月:-)となっています。
【 米国CPI(住居費)[前年同月比と前月比] 】
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あとがき
以上、今月は気になる4項目を見てみました。
米連邦政府機関の一部閉鎖により前月分のデータが不完全となっていますが、予定通りインフレは鈍化してきている感じです。
また、前回11月分は感謝祭による値下げセールのデータが使われた可能性もあり、その反動で今回は高めに出ていると思われます。
その他、クリスマス・年末ホリデーシーズンということもあり、「住居費」のインフレ率を押し上げた宿泊料や「輸送(交通)サービス」を押し上げた航空運賃、「食べ物」を押し上げた自宅での食事や外食なども前月比で大きく上昇していますが、季節要因による一時的な可能性と推測できます。
急騰した公共ガス価格も、天然ガス価格が12月5日に天井を付けた後で急落していますので、何れ下がってくるのではないでしょうか。
他方で、中古車・トラックが大きく下落しました。
耐久財は全体的に弱く、前月比で-0.39%となっています。
関税に揺れた第二次トランプ政権1年目でしたが、財価格(コア)は前月比-0.002%と極僅かですけれどもマイナスになり、1年経たずして再びデフレ基調となってきています。
そして以前から述べているように、住宅価格の下落がタイムラグを伴って年明けくらいから住居費を大きく低下させると予想されます。
あまのじゃくの筆者的には、FRBや専門家、市場もほとんど織り込んでいない「3月FOMCでの利下げ」あると思います!
ちなみに、管理人ペッパーは経済金融の専門家でもなんでもありません。
信じるか信じないかはあなた次第!
ฅ(=^・^=)